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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-26-Wednesday OB会の

帯広青年会議所(JC)の

OB会の来年度の会長を私が務めることになったが・・・。

この帯広青年会議所OB会には変わった慣行があって、会長は順次、一年ずつ若い世代に繰り下がっていくことになっている。そして、その年の会長の職業や趣味などに合わせて面白い「内閣名」を付けることになっているのだ。

歴代の内閣名には「マンボ内閣」から始まって「ストリップ内閣」なんてものもあるし、風貌に合わせて「ブルドック内閣」なんてものもある。

近年はお菓子屋さんが会長の時は「好ケーキ内閣」、自動車屋さんの時は「四駆尻(しくじり)内閣」、駅前に土地を所有している人の時は「え〜きまえ内閣」などと段々とシャレが入ってきているのが特徴だ。

去る5月30日に、来年の会長輩出年である昭和33年会(燦参会)と幹事長輩出年である昭和37年会の顔合わせの懇親会を開催した際に、来年の内閣名を考えておけと言われたので、私の趣味のマジックに合わせて「向かうところ手品師内閣」としたいと発表したのであった。

この「向かうところ手品師」と云うのは云うまでもなく「向かうところ敵なし」のシャレである。ひらがなで書けば「敵なし(てきなし)」と「手品師(てじなし)」では「き」と「じ」が一字異なるだけなのだ。

これは10年程前に「三日坊主めくり(パルコ出版)」と云う格言などを面白可笑しく変えるパロディー集のカレンダーで見つけて気に入って使っていたものだ。その後、関西のマジシャンが同じ「向かうところ手品師」と云う題名のレクチャーノートやDVDを発売したりもしている。

それを拝借して命名しようと思っていたのだが・・・。

6月27日の読売新聞1面の「編集手帳」というコラム欄にこの「向かうところ手品師」を引用した文章が載っていた。

このコラムによるとこのシャレは放送作家の高田文夫の作だとのこと。

ここでは鳩山由紀夫を手品師にみたてて、「手品師」を人を騙す悪い意味の表現に使用していた。

昔から「○○の手品師」という表記は、あまり良い意味で使われることは少ない。

逆に「○○のマジシャン」などという表記には、概ね良い意味で使われることが多いようだ。

気に入っていた「向かうところ手品師」も、今回の読売のコラムで鳩山由紀夫に擬せられるとイメージがかなり悪くなったように感じる。

どうやら再考する必要がありそうである。