政府は、政府専用機(ボーイング747−400)2機を2018年に退役させて、新たに19年度に後継機2機を導入する方針を固めたそうだ。
政府専用機は1991年に導入され、主に天皇陛下や首相の外遊に使用されている。
後継機にはボーイング777型機が有力だそうだが、燃費が747よりも良いのだという。
費用は改修費を含めて1000億円ほど掛かるそうだ。
でも、天皇陛下や首相がどれだけ外遊するというのだろうか?
国に金が潤沢に余っているならば良いだろう。しかし、国は金が無いと言って予算を削っているはずだ。
年に何回使用するか判らないものに、1000億円もの費用を掛けてどうするつもりなのだろう。政府専用機は自衛隊の千歳基地に配備されているそうだが、その保守費にだって相当な金が掛かっているだろう。
運用はJALがおこなっているそうだが、こちらの費用だってバカにならないだろうに。
コストパフォーマンスから言えば、実に効率の悪い買い物でしかない。
天皇陛下や首相が外遊する際に、航空会社から貸し切りで運用した方が遥かに安上がりだろう。その際もJAL一社だけではなく、ANAも入札させたら良いのではないか?
安全面や警備面で問題があるとしても2機は不要だろう。1機で十分である。
確か、導入した頃はまだバブルの頃で、アメリカから何か高額なものを買ってやろうなんて言っていたように記憶しているが・・・。
新千歳空港につながる高速道路のインターチェンジが新しい場所に移されるそうだ。現在よりも信号機の数がかなり減って1個になる路線につながるそうだ。短縮時間は約4分間だそうである。
掛かる費用は36億円だという。
4分間の短縮の為に36億円だって!
私が為政者なら、信号機の方を直すがなぁ〜。
安倍政権の金の使い方は、旧来のバラマキ以上のように見える。庶民は日本の将来が心配になって、政府にはとても頼れないから、自分で自分の生活を守るしかないと貯蓄に走るしかないだろう。これでは景気は良くならない。
景気を良くするには、明日の心配をしないでお金を使えるようにすることだろう。アベノミクスはそこのところが分かっているのだろうか?
はなはだアヤシイ。