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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-07-24-Wednesday ニュースから

昨日のニュースを

見ていると何だか世の中がオカシクなっているように感じる。

まずは山口県周南の集落で5人の連続殺人と放火という事件である。犯人と思しき63歳の男の行方が知れないというが、まるで、横溝正史のの小説の八つ墓村そのまんまと云う悲惨な事件である。

JR北海道がまたまた煙を出して停まった。同じような事故が続いているが一体どうなっているのだろう。ことが火災につながる事故だけに、これからの観光シーズンには大打撃であることは確かであろう。もしも青函トンネル内で同種の事故が起きたらと想像すると、恐ろしくて乗る気にはならないだろうし、こうも頻繁に事故で運休していたら、スケジュールが台無しになってしまう。早急に安全と信頼を取り戻してもらいたい。

東電が福島第一原発から汚染水が海に流出していることを、選挙が終わった翌日に発表したというニュースもヒドイ!

東電は意図的ではないと弁明していたが、投票に影響が出るから選挙が終わるまでは発表しなかったのは明白だ。これでは東電の言うことは国民からまったく信頼されないだろう。

これでも、原発を再稼働させようというのだから、経済至上主義の連中は脳味噌の病気に掛かっているとしか言いようがない。

国家百年の大計だとか、未来の安全なんて考慮外の話なのだろう。企業の寿命は平均30年だというから、1〜2年の内に儲けなければならない。ツケは先送りするという考えなのだろう。子孫や後輩のことなど関係ないと言わんばかりのやり方である。

マレーシアで開催されているTPPの会議に日本が初めて正式に参加した。今更参加したって無意味だと思うが・・・。

何度も同じことを書くが、グローバリズムは人を幸せにするシステムではない。極々一部の人間や企業を儲けさせるだけのシステムだ。世界を一つにするなんて、金の亡者の幻想に過ぎない。

内閣府が全柔連に対して是正勧告を行った。上村会長に対しても早期辞任を促したが上村会長は拒否したと云う。これも世間とは随分乖離した認識だろう。内側に向いた仲間内の論理でしかない。組織というのはトップに立つ人間の器次第で、健全にもなり、腐敗もする。この組織に自浄は難しいであろう。

22日、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の間に男子が誕生した。驚いたのはキャサリン妃が出産後1日で退院したことである。イギリスでは普通のことだと云うが、日本なら産後の肥立ちで1週間程度は安静にするのが普通だと思っていた。妻は、狩猟民族と農耕民族の違いなのではないか?と言っていたが一理あるかも。

ともあれ、驚かされたり、考えさせられたりするニュースが多い一日であった。