書こうかと思っていたら・・・。
道新の朝刊に、月刊誌「クオリティ」の広告が載っていたが、その中に「帯広北の屋台・・・」の文字が目に入ってきた。
早速、出勤前に駅のキオスクに行ってみたが売り切れ、駅の本屋に行っても売り切れ、7・11に行っても売り切れである。
こうなると、何としても見てみたくなるのが人情ってものだ。9時開店の宮脇書店に行って何とか手に入れることができたのであった。
読んでみると、私にとってはさほど驚くほどの内容ではないが・・・。
以前のこのブログに、私のところにも電話取材が入ったことを書いたが、私のブログの愛読者なら、宣告ご承知の事ばかりである。
しかし、北の屋台のスキャンダルが月刊誌に掲載されたことは影響が大きいだろう。私のブログの愛読者数よりは、クオリティの読者数の方が多いであろうから・・・。
クオリティでは、K専務のことをA氏と表記していたが、彼の金銭にまつわる悪評なら、おそらく誌面に書ききれないほどの量が取材で集まったであろうことは想像に難くない。しかし、さほど目新しい事は書いてなかった。昔から知っていることばかりである。
だが、組合の対応の拙さばかりがすごく目についた。
危機管理が十分でない。嘘をついたり誤魔化してしまうと、後から問題がもっと大きくなってしまうからだ。
取材で聞かれたことに対しては、知らないことはハッキリ知らないと言えばよいのだし、実際に見聞したことは消極的であっても正直に話した方がよいのである。ノーコメントというのはあまり優れた対応とは言えないし、ましてや下手に嘘でもついたら今度は、その嘘の上塗りの為の嘘をつかなければならなくなる。そうなると矛盾がドンドン噴き出してしまうことになる。
更には改竄した決算書を出版社に提出したというのだから呆れてしまう。それこそ決算書を出版社に提出する義務なんてないだろうに・・・。
同じ提出するなら本物を提出すればよいのに、改竄したものを提出するなんて最悪の対応だろう。改竄はやってはいけない。
K専務個人の金銭スキャンダルは昔から公然の事実であるのだから北の屋台にとっては何の問題もないであろうに、H理事長は「そんな事実はない」と言ったという。K専務をかばったのだろうが、今度は嘘をついたH理事長が悪者にされてしまう。愚かしい対応である。
むしろ、北の屋台にとって一番大きな問題は、賃料の過払い問題の件であろう。
これは単にK専務だけの問題では終わらないのではないだろうか。私のところに電話をくれた人は「流用もしくは詐欺事件にまで発展するかもしれない」と言っていた。
販促費が一軒から2万円ずつ集めるなら20軒×12ヶ月で500万円になる。3年間なら1千5百万円だ。
ちょっと額がデカ過ぎるから、裁判なんぞになるよりは、明細書を出して、店主に取り過ぎでしたゴメンナサイと謝って、さっさと返金した方が良いと思うけど・・・。