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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-09-30-Monday 勝毎

30日の十勝毎日新聞を見て驚いた。

組合が解散を発表してから、およそ1ヶ月が経過したが、この間はあまり目立った動きはなかった。

25日の勝毎に『「北の屋台」承継市などに要請』の記事が載った程度であったからだ。

それが今日、何と1面のトップ記事で「北の屋台」への批判記事がデカデカと掲載されていたからだ。

これまで勝毎は、どちらかというと組合寄りの記事内容で「理事者間の人間関係」の悪化が原因であるかのようなニュアンスだったように受け止めていた。

が、今回の記事の内容は一転して組合に対してかなり辛辣な内容である。

8月中旬に発行された月刊誌クオリティ9月号には、雑誌社に対して組合が「改ざんした決算書」を送付したという問題があったが、この日の勝毎の記事では「決算書修正」と、文字が「改ざん」から「修正」へと表現がいくぶん柔らかくなってはいるものの、組合側の「数字のミスだった」という釈明は説得力に欠けているというようなニュアンスに読めた。

いずれにしろ、組合の稚拙な対応によって問題を自ら大きくしたことが書かれている。

記事中にある通り、組合は解散決定後の臨時総会以後には、理事会すら開催していないというから、組合は当事者能力を既に失っている。

記事中で気になったのは『上部団体である北海道中小企業団体中央会十勝支部も「運営も会計処理も、問題はないと認識している」とする』というコメントだ。本当にシッカリと監督していたのだろうか?

事業を継承する団体に譲渡する際には、うやむやのままで引き渡すのではなく、第三者機関がしっかりと調べてから、スッキリした形で譲渡してもらいたいと願うものである。それが補助金をもらって出来た組合の最後の使命でもあるだろう。