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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-10-17-Thursday 古地図

帯広市の古い市街図を

額装したものを坂本ビル4階にある介護用品・レンタル&販売店「シニアケアーショップ・パーム」の店内に展示してあったのを見た人が写真に撮りたいと言う。

昔から古本屋巡りが趣味でもある私は、北海道、十勝、帯広の古い地図などを見掛けるとついつい購入してしまう。

地図は普通折り畳まれて仕舞ってあるが、紙質が悪い昔の地図は、開いたり、閉じたりを繰り返すと、折り畳む角の部分から破れてしまうのである。

手に入れた地図が綺麗な状態のものである場合は、保存状態を良くするためと、お客様に見て懐かしんで楽しんでもらうためには額装を施して店に飾るのが一番だと考えて、手に入れた地図の値段よりも高額な費用を掛けて、画廊店に依頼して額装を施してあるのである。

その甲斐があったのか、先日、昭和24年生まれの先輩方が我が社を訪ねて来て、帯広市街図をコピーさせて欲しいとの依頼があった。

帯広小学校の同窓会を開催するにあたって、昔の市街図を見て、俺の家はここ、あいつの家はこれだ!と当時を懐かしむ趣向だという。

飾ってあったのは昭和32年に発行された市街図で、当時の家の持ち主の名前や店名が全部書き込まれているものである。それこそ一度も開いたことがないような完璧な状態で手にいれた市街図でめったに出ない美品なのだ。

ちょうど先輩等が小学校に入学した頃の市街図ということになる。ふつうの地図をコピーするには著作権の問題があるが、この市街図は発行してから既に56年が経過しているから著作権が切れており、その問題もない。

ただ、額装の後ろがしっかりと紙で封印されているので、コピーするには表のガラスが気になるところだ。印刷のプロが額ごと貸して欲しいと言って持っていった。スタジオで写真に撮ってなんとかするという。

私のコレクションが同窓会で役に立つなら嬉しいことである。