我が家では「大根葉」の漬け物を、私が漬けるのである。
私の大好物である「大根葉の漬け物」は店などでは売っていないから、食べたければ自分で漬けるしかない。
以前は知り合いの農家に、大根の葉っぱだけ譲って欲しいとお願いしていたのだが、葉っぱだけを持ってくるのは、かえって面倒くさいと断られた。それで、2〜3年ほど前から仕方なく商品にはならないB級品の大根を譲ってもらうことにしている。
B級品とは大根が大き過ぎたり、逆に小さ過ぎたり、曲がっていたりして形が悪いものを言う。
しかし、形が悪くても味が悪いわけではないから、大根本体も使わなくてはモッタイナイ。去年から沢庵漬けや醤油漬けなどのレシピをインターネットで調べながら挑戦して漬けているが、去年の沢庵漬けはあまり上手く漬けられなかった。
今年も30本ほどのB級品大根を頂いた。お金を払うと言うのだが、いつも受け取ってもらえないから焼酎をプレゼントしている。
大根葉は洗って塩で漬けるだけだから簡単だし、短時間で済んでしまうが、私は腰が悪いから、中腰の作業はかなりこたえる。
いつも、終わった後にマッサージに掛からなければならないから、原材料費の数倍もマッサージ代に掛かってしまうのである。だから、結局は高価な漬け物ということになる。
大根葉の漬け物は我が家の家族全員の好物で、娘は郵送で送ってくれとまで言うほどだ。
後、1ヶ月ほどで今年も美味しい大根葉の漬け物が食べられる。とても楽しみである。