晦日(みそか)と云うが、最後の晦日である12月の晦日を大晦日と云った。
元々「みそ」は「三十」で、「みそか」とは30日の意味である。
晦日の別名を「つごもり」と云った。これは「月隠り(つきごもり)」が転じたものであるが、そこから大晦日を「大つごもり」ともいったそうである。
今日、大晦日に長女が帰郷して来て5人の家族が全員揃った。そこに母を交えて6人で夕食を一緒に食べた。一年振りの勢揃いである。
今年は、母の9人の孫の内、初めて姉の子(私の姪)が結婚したが、来年は、妹の子(私の姪)が結婚する。
メデタイことだが、そういう年齢に達したということだ。食事をしながら私が以前に撮影したビデオを映した。
私はマジックをやっていたからビデオカメラの購入も早かった。肩に担ぐ重たいビデオカメラの時代から撮り貯めていたのである。
その中に、昨日義父の家に遊びに来ていた妻の姉の子達が映っているビデオが出て来た。
昨日、来ている時に見せてあげれば面白かったのに・・・。
義父の家には、マスターテープが何本か置いたままになっていた。きっと以前に見せに行ってそのまま置いて来て忘れていたのだろう。
持って帰ってDVDに焼き直しをして保存することにした。
編集して来年の姪の結婚式にサプライズで上映してあげようかしら・・・。
家族が集まって昔のビデオを見ながら談笑するのは、もう大晦日や正月くらいしかないのかもしれない。明日、遊びに来る姪や甥達にも見せてあげよう。