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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-01-17-Friday 言葉づかい

自分ではさほど気にして

はいないが、他人が聞くと気になるものに「言葉づかい」がある。

私が自分の母親に対して「も〜う、かなりボケてんじゃぁないのか?、この前、言っただろう・・・」などと話す言葉づかいを、妻が聞いていて「あんなにキツイ口調で言うなんて失礼でしょう」と注意する。

確かに、傍で聞いていたら、実の親には結構きびしい言葉づかいをしているようであるし、それを近くで聞いている方は何だか嫌〜な気分にもなるのであろう。

しかしである。その私に注意していた当の本人の妻が、自分の親に対して話している言葉づかいを聞いていたら、これが結構、私以上にキツイ言葉づかいで話しているのであるから・・・。

話している当人は、おそらく気付いていないのかもしれない。

親も80歳を過ぎると、身体の動きもスローモーになるし、頭の回転もかなり鈍くなっている。

母は、昔からもの忘れの傾向が強かった人だが、ここ最近は、朝言ったことをすぐ昼には忘れたり、トンチンカンなことを言うこともあるようになった。いわゆる認知症というかボケというか、そういう症状に近いのであろう。

人間、歳を取ると暇になるからだろう、ある事が気になりだすとその事ばかりを考えてしまうのかもしれない。こちらは会社で仕事をしているのに、会社に電話してきてトンチンカンなことを言い出すものだから、ついつい口調が厳しくなってしまう。

それを傍で聞いているとキツク感じるのだろう。

「老いては子に従え」とは言うが、子どもはいくつになっても子どもなのかもしれないなぁ〜。

ゾンザイな言葉で話せるというのも気安さからなのだが・・・。

でも、実の親に対して、丁寧な言葉で話せる人間っているのであろうか?