坂本真一(73)さんが入水自殺をしたというニュースが流れた。
2011年9月には当時の中島尚俊社長が自殺しているが、これでJR北海道の社長経験者が2人も自殺したことになる。
坂本真一さんとは北海道開発委員会で8年間一緒に仕事をしたし、観光関係のシンポジュームなどでも数回一緒に仕事をしたことがある。
同じ坂本姓ということもあって、何かと気に掛けてくださった。
とても自殺をするような人には見えなかったが・・・。
死因は溺死ということだから、極寒の余市の海に生きたまま入水したのではないかと推測されるという。
しかし、何故?!
これまでのJR北海道の一連の事故や不始末の原因は、まだ何一つも解明されていない。
日本人の気質として、死者に鞭打つような行為はするべきでないという風潮があって、死者が出たら捜査は終了みたいなことが多いが、今回の事は客を乗せて安全に運ぶという使命を持った公共交通機関の問題だから、死者が出たからと云っても、このままうやむやに済ませる訳にはいかないだろう。
かえって坂本相談役の自死が原因解明の妨げになってしまう可能性もあるだろう。もしも、そう云う事態にでもなったら、JR北海道の再生の妨げにもなってしまう。
これから捜査されることに対して自身のプライドが許さなかったのかもしれないが、これは後々、無責任と誹られる可能性もある。むしろ積極的に原因究明に尽力するべき立場であったろうと思う。
傍から見ていると判らないが、JR北海道の闇はかなり深いのかもしれない。