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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-02-10-Monday 都知事選結果

9日は東京都知事選挙の投票日

即日開票の結果、自民、公明の政府与党が支援した舛添要一(65)氏が他候補を大差で破って初当選した。

投票日前日の8日土曜日には東京は27㎝の積雪という記録的な大雪に見舞われ交通機関がマヒした。

昔から投票日の天気が悪いと組織票を持っている候補者に有利だと云われているから、舛添氏や、共産、社民党推薦の宇都宮健児氏に有利に働き、無党派層頼りの細川氏には不利に働くだろうと思っていたが・・・。

舛添氏が、2位の宇都宮氏と3位の細川氏を足しても届かない大差で当選したのには驚いた。

事前の世論調査でも舛添氏有利という予想は聞いてはいたが、細川氏はもう少し票を得られると思っていた。

宇都宮氏にも負けたのは、それこそ大雪の所為だとは思うが、テレビで演説を聞いていても、小泉純一郎氏の応援演説の方が遥かに迫力があったし、他の候補者も田母神氏以外は皆「脱原発」を唱えていたようだから「脱原発」を争点にしようという作戦はもろくも不発に終わったようである。

東京都知事選挙は「後だしジャンケン」が有利だとも言われていて、細川氏も最後に立候補を表明したが、今回はその作戦は誤りであったように感じた。

少なくても舛添よりも先に立候補を表明していれば、また異なる展開になっていたかもしれない。

それよりも、驚いたのは田母神氏の得票数の多さである。私が学生時代の選挙(都知事選かどうかは覚えていないが)には愛国党総裁の赤尾敏という右翼の人が立候補していたが、以前なら、こういうタイプの候補者は際者扱いで、取れてもせいぜいが10〜20万票程度の得票でしかなったかと思う。

それが、61万票で細川氏に次ぐ4位の得票というのだから、しかも若年層の得票が多かったというのだから更に驚いた。

ネットで右翼的な発言がもてはやされていて、それを「ネトウヨ」と云うらしいが何だかこの一見勇ましそうな風潮が恐ろしく感じる。

初当選した舛添氏も週刊誌などでは、女と金にだらしないという噂である。自分の一番身近に居る人間すら幸せに出来ない人が、果たして1千万都民を幸せにできるのだろうか?

何だかスキャンダルで短命に終わってオリンピック時には別な人が都知事になっているような気がする。