26年振りの宮崎である。
26年前は鹿児島出身の大学の後輩の結婚式に出席するために鹿児島まで行ったのだが、結婚式だけで帰るのはもったいないと思い。指宿や宮崎を観光して回ったのであった。
その時の経験から、宮崎なら温かいだろうと思っていたから、荷物になるだろうと考えて、真冬の北海道用の防寒着は持って行かなかった。
3月下旬頃に着るような薄手のジャンパー一枚を持って行っただけである。
ところが・・・。
寒いこと、寒いことったらありゃしない。唄にあるような氷雨というか冷たい雨というか、それに風も相まって身体が芯から冷えてしまった。
宮崎の観光地はほとんどが外を歩くところだから、観光もしたくない。
すぐに温泉ホテルの温泉にジックリと浸かって身体を温めてなんとか落ち着いたのであった。しかし、早目にホテルに着いても何もすることがない。
ホテルのフロントの人に聞いたら、鶏のモモ肉の炭火焼きが名物だというので、わざわざホテルからタクシーで有名店に食べに行ったのに・・・。
食べ物は食べ慣れているからだろうが、やはり北海道が一番である。名物に美味いもの無しとはよく言うが、何だか半生のような焼き加減であったので、もっとしっかり焼いて欲しいと頼んだら、これがこの店の焼き方なのだと怒られた。宮崎の名物は私の口には合わなかったようである。
宮崎が寒かったのは強烈な低気圧が日本列島を襲っているそうな。
明日は関東方面に向かって、先週降ったような大雪を降らせるらしい。
東京は先週土曜日の27㎝の大雪で交通機関がマヒしたから、また今度もそうなったら大変だ。
雪が降らずに無事に帰れることを祈ろう。