今朝、自分でもゾ〜ッとして鳥肌が立つような経験をした。
45年前、私にマジック道具をくれて、マジックを始めるキッカケを作ってくれた8つ年上の従兄弟が札幌にいるのだが・・・。
今朝方の夢の中に、前後には何の脈略もなく唐突にその従兄弟が出てきたのだ。
その従兄弟が昨年入院したという知らせはもらっていた。
去年の11月下旬に札幌に出張した際に、いつもなら日帰り出張ばかりなのだが、珍しく一泊しなければならなかったので、久し振りに酒でも一緒に飲みたいなと思い連絡を入れた時に「実は入院した」と聞かされたのだった。
私は病院にお見舞いに行くのが大嫌いなのである。
私自身はまだ入院というものを経験したことはないが、もしも私が入院したとしても弱っている姿を他人には見られたくはないし、見舞いに行けば患者を疲労させてしまうことになるのではないかと感じているからだ。
だから、よっぽどの事が無い限りお見舞いには行かないことにしている。
従兄弟もまだ若いしお見舞いには行かない方が良いだろうと判断して行かなかったのだが・・・。
唐突に朝方の夢に登場したから「まさか」と思って心配になり、札幌に電話しようと携帯電話を持った途端に、その札幌の従兄弟の兄から電話が入ったので、驚いて電話を落としそうになったほどだ。
昨晩、亡くなったという話を聞いて鳥肌が立った。
この話はまったく脚色なしである。
虫の知らせというものや夢枕に立つという話は知っているし、良く聞く話ではあるが・・・。
従兄弟が挨拶に来てくれたのだろうか?
とても不思議な経験であった。
冥福を祈る。合掌。