差出人は「日本年金機構」とある。
開いてみると、私が年金を受け取ることが出来るのは63歳からであるが、2年遅く65歳から受け取るようにすると「老齢基礎年金」が加わって受取金額が高くなるという説明である。
私はまだまだ若いのだからと、これまで年金のことなど気にしたこともなかったのだが・・・。
27日の日曜日に64歳で亡くなった父の23回忌を終えたばかりであるから「ンッちょっと待てよ」と思ったのである。
以前のブログにも書いたが、我が家の男はどうやら短命の家系であるようだ。祖父が67歳、父が64歳、先日亡くなった従兄弟が64歳である。
父も従兄弟も死因は肝臓癌。私も肝臓にはバクダンを抱えているようなものなのだが、酒は止められないからおそらく60代で死ぬことになるのだろうなぁと漠然と考えている。
はて、そうなると年金はどう受け取ったら良いのだろうか?
シュミレーションをしてみた。
以下63歳から年金を受け取り始めるのをA、65歳からをBと表記する。
Aは金額が少ないが2年早くに受け取り始めることができるのがメリットだ。父と同じ64歳で死んだら1回しか受け取ることができないがそれでも1回は受け取れる。
Bを選択して64歳で死んだら年金は受け取れない。
しかし、Bを選択して老齢基礎年金を加えた金額を受け取る様にすると67歳で受け取り金額の総額が逆転するのだ。67歳以上まで生きていればBを選択した方がメリットがある。
つまり、自分の寿命との賭けみたいなものだろうか。
私の寿命を何歳と考えるかだが・・・。
でも、本当にそれまでこの年金制度がもつのだろうか?
何だか、また変えられてしまいそうな気がするなぁ〜。選択はギリギリまで待つとするか。
それにしても、私も年金のことを考える年齢になったということなのだなぁ〜。