違和感を覚えた。
札幌のガスボンベ連続爆発事件の容疑者として数日前から任意で事情聴取を受けていた50歳代の女性を道警が逮捕したというニュースにである。
最初に任意で事情聴取を受けているのが50歳代の女性と聞いた時も、「エ〜ッ犯人が女性なの?」という疑問が湧いたのが始まりだったが、この女性が否認しているのに逮捕って???
しかも顔写真から名前まで公表して・・・。
道警は拙速過ぎやしないだろうか?
ニュースを聞いていても、何故にこの女性が犯人と思われるかの説明が乏しい感じがする。
防犯カメラに似た女性が映っていたというのだが、地図で見ると、この女性の自宅が事件の起きた場所の近くなのだから、そりゃ〜普通に生活していれば防犯カメラにだって映るだろうに・・・。
家宅捜索して押収したという証拠も何であるのかの説明は無かったが、もしもガスボンベや画鋲や釘だというのなら、我が家にだってボンベや画鋲や釘くらいあるぞ!
犯行声明文に使用されたゴム印でも押収したのかしらん。
それにしても、任意の事情聴取を受けている人が完全に否認しているのに逮捕ってアリかね〜。マスコミも道警が逮捕したからって、こんなに一斉に氏名や顔写真やアパートまで報道してよいのだろうか?
道警は焦って冤罪を作り出すようなことがあっては断じていけないし、マスコミも鵜呑みにして、そのまま発表するのも考えモノだぞ。
私には犯人は男性のような感じがするのだがなぁ〜。
何だか、ついこの前に観た映画の「白雪姫殺人事件」の展開に似ているような気がしてしょうがない。