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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-07-01-Tuesday 大道芸

8月のお盆期間である14〜16日の

3日間開催される「平原まつり」の中で「北の大地de大道芸フェスティバル」という大道芸の催しを2002年から続けている。

もともとは「北の屋台」の販売促進費を使って招いていた大道芸人たちを屋台の狭い空間で屋台の客だけを対象に演技してもらうのはもったいないからと平原まつりの会場でも演技できるようにまつり推進委員会に働きかけたのがキッカケであった。

当時私が調べて書いた初めての著作「北の屋台読本」には、世界中の「屋台」には「飲食」・「物販」・「パフォーマンス」の3つの部門があると分析したのである。

「北の屋台」は飲食中心の屋台ではあるが、中央に作った広場では「物販」の屋台が出来る様に物販用の屋台を3台作ってアクセサリーの販売をやったり、野菜の販売などをやったし、「パフォーマンス」部門では、中央広場や通路で「チンドン屋」さんなどの音の出るパフォーマンスや大道芸人によるジャグリングなどをやってお客さんを喜ばせていたのである。

平原まつりも当時はかなりマンネリ化してきており、何か新しいものを求められてもいた。

帯広に来てくれる大道芸人さんたちの中には世界一の技能を持った演技者がいる。なぜにこんな高レベルの芸人たちが集まってくるのかというと、エージェントが手配するのではなく、芸人仲間が声を掛け合って「帯広に行って一緒にパフォーマンスをしないか?」と呼び掛けてくれるからだ。

受け入れる私たちの方も、家族的な対応を心掛けて芸人さんたちと親身になっていることが好結果を生み出しているのではないかと思っている。

その「北の大地de大道芸フェスティバル」の第2回目の会議が1日16時から十勝毎日新聞社で開催された。

今年は5年に一度、姉妹都市である四国の徳島市から「阿波踊り」の一行が来帯し、平原まつりで全道から集まる阿波踊りの集団と共に踊る行事が16日の13:00〜16:00まで繰り広げられる。

もしも16日が雨天だったら屋根の掛かっている広小路に移動することになる。そうなると大道芸を演じる場所が完全に無くなってしまうことになる。

大道芸は雨や音に弱いと云う弱点があるから、まつり囃子の音にも影響を受けてしまう。

そこで、実験的な意味を込めて16日は建物の中である「とかちプラザ」のアトリュームを使用してプログラムが組めないかを検討していた。とかちプラザは帯広駅の南側なので、駅北で開催している平原まつり会場からは100mほど離れることになる。平原まつりで行なわれている色々なイベントを観るついでに大道芸も観てもらっていると思っているから、果たして離れた場所での単独での演技に観客が集まってくれるかが心配である。

事前の広報をしっかりやって、16日はとかちプラザにも観客が大勢来てくれる事を祈ろう。