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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-07-04-Friday 札幌

姪っ子の結婚式に出席する為に

札幌に向かった。私たち夫婦以外は自家用車で向かうと云うが・・・。

私は車の運転は疲れるから嫌いなのである。

十勝管内くらいならまだしも、札幌まで3時間以上も高速道路を運転するのはとても疲れる。

列車で行けば車中で読書も出来るし、お酒を飲むことだって、寝ることだって出来るが、車を運転して行ったら3つとも全部出来ない。

結婚式は翌5日の昼であるが、女性は美容院などに行かなければならないから前泊する必要がある。18時にはホテルで親類との会食の予定も入っている。

妻の叔母で札幌近郊の介護施設に居る人に面会に行く予定で早目に帯広を出たが・・・。

連絡を入れたら具合が悪いから会えないと言う。

時間をかなり持て余してしまったので仕方ないから札幌駅のシアターで映画でも見るかということになった。

妻が選ぶ映画の基準は帯広の映画館では上映していないモノである。

JRのステラプラザの上にあるシネマコンプレックスに行ってみたら、帯広では上映していない映画がかなり多いことに驚いた。

会食に間に合う時間帯に終了する映画という条件で、妻が選んだ映画は「her」という題名の映画であった。

この映画館でも「夫婦50歳割引き」と云うサービスの制度があって一人1100円の入場料である。帯広の映画館とは違って売店ではビールの販売もしているが、上映中にトイレに行きたくなったら困るし、会食前から酒を飲むのもナンダカナァと思ってアルコールの摂取は止めておいたのであった。

この映画はごく近未来を描いている。

例によって、まだ観ていない人にタネ明かしをしない様にストーリーは詳しく解説しないが、コンピュータ社会の近未来はさもありなんという内容である。

深〜く、暗〜い、気分にさせるテーマである。

でも、もうすでにこの世の中は半分くらいはこの映画の状態に近い状態になっているかも・・・。

映画館を出てホテルに向かう。札幌の人口は約180万人で帯広の約17万人の約10倍であるが、10倍と云う数字は実体とはまるで異なっている。

定住人口に+して移動人口(観光客など)がその数十倍も居るようだ。

帯広の駅周辺との差は10倍なんて程度のものではない。百倍以上の差であるのではないかと感じた。

ホテルの中華料理店で親類が集まって食事会をした。

我が家の兄弟姉妹は2歳ずつ年齢が離れている。その子ども達(従兄弟たち)も皆年齢が近い。去年の姉の長女の結婚式に始まって、これからはドンドンと結婚式が続くだろう(と思われる)。我が家の子供たちの結婚は果たして・・・。

18時から食べ始めたらさすがに20時には終了してしまった。

さすがに寝るにはまだ早過ぎるから、妻と二人でススキノの知り合いのマジシャンがやっているマジックバーにでも行くか、と云うことになった。

ホテルからタクシーに乗って向かったのだが・・・。

いまさらマジックを見ても・・・と云うので、ショーパブに行くことにした。選択はモノマネバーかニューハーフショーか、生バンドである。

結局、ニューハーフショーの「ららつー」という店に入った。

大阪の同様のニューハーフショーは何度も観ているが、やはり大阪の店の方がはるかに面白い。札幌の店のサービス精神は大阪のソレよりもかなり少ないなぁと感じた。

私たちの席に付いたフィリピン人の女性(男性?)の身の上話を聞いて少し暗〜くなって店を出た。

少しだけススキノの街中を歩いたが、すれ違うのはすごい人の数である。私がラーメンを食べたいと言ったら「ダメ!」ホテルに帰るよと妻が言うので仕方なくホテルに戻って寝たのであった。