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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-07-13-Sunday マレフィセント

映画「マレフィセント」を

妻と観て来た。

「夫婦50歳割引き制度(夫婦のどちらか一方でも50歳を越えていたら二人とも割引料金で観る事が出来る制度)」のお陰で一人1100円で映画が観られるから、私たち夫婦は暇を見つけては映画館に通っている。

2時間程度の時間を楽しめる娯楽で1100円は安いと感じているのである。

ディズニーが大好きで、アンジェリーナ・ジョリーも好きな私は、今回は迷わず「マレフィセント」を選んだのである。

マレフィセントはディズニーのアニメ映画「眠れる森の美女」の悪役である魔女のマレフィセントに新解釈を施して、マレフィセントの側の見方から描いた実写版の映画である。

「勝てば官軍」。勝利者側からの視点で描く昔の歴史書などは負けた方は何を書かれても、たとえ事実を改ざんされても文句も言えなかった。

勝利者側の主張を後付けで正義として描き、後世に自身の正統性を伝えるのが目的である。

日本書紀や古事記などの歴史書では、近年は新しい解釈が生まれてきている。たとえ巧妙に誤魔化したとしても、後々に真実が出てくるのである。

そんな思いを描きながら映画館に入った。

悪人とは何か? 善人とは何か? 信頼とは? 裏切りとは? 真実の愛とは何なのか? 一時の激情に左右された行動が後悔の元になる。これらがこの映画のテーマであろう。

一方からの情報だけで物事を判断してはいけない。少ない情報からだけでは誤った結論を導きやすいからだ。反対の立場からの視点も重要である。そんなことを表現しているのではないかと感じた映画であった。