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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-08-04-Monday マスコミは

日本のマスコミのご都合主義には呆れてしまう。

姿勢に一貫性があまりにもなさすぎる。

詐欺の容疑で国際手配されていた、女性タレントのローラのバングラディッシュ人の父親が捕まった。

保険金詐欺の容疑であるらしい。

この詐欺にはローラは関わっていないらしいから、ローラに罪があるわけではない。

私もこの父親が捕まったことでローラの芸能活動に何等かの支障があってはいけないと考えている。

父親もローラも成人なのだから、親娘だからと言ってその罪に連座する必要などまったくないと考える。

しかし、一方で、みのもんたの息子が起こした窃盗事件は一体どういう扱いであったのか思い出してみるといい。

みのもんたが犯罪を犯した訳ではない。成人して家庭も別に持っている息子が起こした犯罪なのに、みのもんたは叩かれたではないか。

ローラは若くてカワイイから・・・

みのもんたは中年で生意気だから・・・

ローラは今とても人気があるから・・・

みのもんたはギャラが高いからそろそろ・・・

どう云う基準で扱い方が変わるのかしらないが、この差はいったいどうしてなのか。

そりゃ〜中年のおっさんよりも若くてカワイイ娘を贔屓したくなるのは人情ってもんだろうが、それにしてもあまりにヒドイ。マスコミの一貫性の無さは今に始まったことではないが・・・。

妻に言わせると「子供は親を選べないが、親には子供を教育する義務がある。その違い」とのこと。なるほど〜。

佐世保の高校生による同級生殺人事件で、父親が3月にこの娘から金属バットで殴られ重傷を負った時に、少女を精神科の医者に受診させたところ、この医者から「一緒に住んでいたら父親の命に危険がある」旨を忠告されたのでマンションで一人暮らしをさせたという記事が新聞に載っていた。

この父親は娘が自分を襲っても、まさか他人を襲うとは考えなかったのだろうか?

この事件でも、週刊誌などは犯人の顔写真までは掲載しなかったが、少女の目鼻を消しているだけで顔の輪郭は載せていた。

おそらく来週辺りになると、この犯人一家の人間関係などが次々と暴かれて掲載されるのだろうが・・・、この事件の場合は、犯人がまだ未成年ということもあるから、親の教育方法や家庭環境といったところに原因がある可能性が大きいであろうが、果たしてマスコミはそこまでやっても良いものなのだろうか?

家族だけではなく親戚郎党まで小さくなって暮らさなければならなくなるだろう。

連座制のようで、可哀想に思える。