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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-08-16-Saturday 大道芸

今日はまつりの最終日

今年は姉妹都市徳島市から5年に一度の「阿波踊り」の「連」がやって来て地元帯広の阿波踊り愛好家と一緒に踊る日でもある。

その為に8・9丁目は午前中しか使えない。大道芸を広小路でやろうかとも考えたが、万が一雨が降った時には阿波踊りは広小路に移動するというので、これも確保が出来ない。

当初は阿波踊りも音が大きいとの情報があったので10丁目街区でも難しそうだとのことである。

仕方がないから、雨天時のことも考慮して思い切って「とかちプラザ」のアトリュームを使用することにした。

「とかちプラザ」はまつり会場からは150mほど離れた駅の南側にあるから、果たして観客を誘導できるかどうかが最大の問題である。また、ひとつの場所で大道芸をやってしまうと観客が固定してしまうという問題もある。

そうした心配事が多々あるが、実験的にトライしてみようということになったのであった。

13:30からの演技開始時に行ってみると観客は100名ほどしか居ない。私が「とかちプラザを会場にしよう」との言いだしっぺであるから、失敗すると面目が立たない。これはマズイぞと思ったので、私が駅南前に立って1時間半ほど大声で呼び込みを始めたのであった。その甲斐あってか観客は250名ほどに増えたが、アトリュームの2階で観ている観客は「投げ銭」を入れてくれないで観ているだけである。

入場料を取っての会場や、スポンサーがいるショッピングセンターなどでの大道芸とは違うから、芸人のギャラは「投げ銭」で稼がなければならないので、外と中とを交互にやるような工夫が必要だということに気付いた。もしも今後「とかちプラザ」を使用する時にはその辺りを注意しようと思う。

会場としては申し分ない建物であるが、解決しなければならない問題もかなりある場所である。

「しょぎょうむじょうブラザーズ」が8丁目で行なった演技が時間が押して阿波踊りとカチ合ってしまいトラブルになったという報告を受けた。事情を調べてみたらパンフレットのタイムスケジュールの誤植が原因であった。事前のチェックが行き届いていない証拠である。

事前の実行委員会の際にチェックするはずが、その日の内に印刷会社に出稿するという無茶なスケジュールで会議を運営するからチェックが行き届かないのだ。

会議のスケジュール管理をしたり、原稿のチェックをしたところの問題でもある。この時期には一大イベントである花火大会があるから人員的にも大道芸と一緒に花火大会を運営することには無理があるのだろう。

大道芸を続けていく為には組織を新たにする必要があるであろう。

18:30から広小路2区で、すっかりお馴染みになった「ファイナルショー」を開く。これはフェスティバルになった最初の年からやっているものだが、出演者全員で即興で帯広だけのスペシャルな出し物を作って演じるものである。

年を重ねるごとにファンが増えてきて、これを観たいと1時間も前から席取りをする人も出てくるほどである。

今夜も300名以上の観客が集まったのでないだろうか。物凄い盛り上がり方である。芸人の方でもこのコラボレーションを楽しみにしているから嬉しいことである。

終了後に恒例の焼肉パーティであるが・・・。

これも平和園への予約を入れ忘れるというポカをやった。代わりにレストラン「十勝農園」でどうかというが・・・。芸人は終わった後のジンギスカンを楽しみにしているし、十勝農園と平和園では雰囲気が違い過ぎるだろう。

何軒か焼肉屋を探して「南大門11丁目店」を何とか確保したが・・・。まぁポジティヴに解釈すれば例年と違った焼肉を食べられて良かったというところだが、無煙装置が無いから煙で目が痛くなるほど煙だらけになってしまった。

まぁそれも楽しい思い出になるかも・・・。

今年も大道芸は終わったが、運営面ではポカが多かったし、その他にも問題箇所が多い年でもあった。早急に来年に向けて対策を立てなければ、せっかくの大道芸フェスティバルも続けられなくなってしまう可能性が高いであろう。