ところだが、住みたいとは全く思わない場所である。
なにせ人が多過ぎて、昼食をとるにも行列に並ばなければならない。北海道人とくに十勝人にとっては並ぶのは苦痛以外の何物でもない。行列に並ぶくらいなら食べなくても良いと思うほどである。
車の渋滞にも参った。
助手席に乗ってさせあれだけイライラしたのだから、私が運転していたらもっとイライラして相当ストレスが貯まったことだろう。東京で暮らすには忍耐力が必要である。
私は歩くのは決して嫌いな方ではないが、電車や地下鉄などの乗り換えの階段の上り下りは結構足腰に疲れが貯まる。大江戸線などは地下の3〜4階ほどの深さにあるから、荷物を持っているとエスカレーターを使ってもけっこうシンドイ。
乗り換え駅の距離も、中には一駅ほども歩く距離の場所があるのは表示が不親切であると思う。都営線と東京メトロの料金システムが違うのも困りものだ。2020年の東京オリンピックまでに直さないと外人には不評であろうなぁ〜。
まちづくりでは「人口は力である」という人が多い。
確かに、ある程度の人口が居なければ、学校、病院、商店なども成立しにくい。しかし、東京は人を集め過ぎだ!
異常に感じる。ここまで集めてしまうと逆に問題も多いだろう。
特に防災面では、関東大震災が起きたり、富士山が爆発でもしたらと考えるとゾッとする。
リスク面からも、もう少し分散させるべきであろう。
夏の暑さも異常に感じた。
千葉県の30℃と東京の30℃は、身体に感じる暑さが明らかに違った。
冷房機からの温風の吹き出しや、アスファルトの照り返しがきつくて、汗の出方が違っていた。東京では日陰に入っても暑かったのだ。
汗で身体がビチャビチャになり、満員電車で他人と身体がくっつくなんて想像しただけでも嫌である。
今回は楽しかったが、8月に東京には行くものではないなぁ〜。