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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-08-27-Wednesday デング熱

海外渡航経験の無い埼玉の女高生が

デング熱に罹患したというニュース。

暖かい国で蚊が媒介するウィルスだそうである。

日本も、いわゆる温暖化によって媒介する蚊が生きていける亜熱帯性の環境になっているとのこと。

しかも、この蚊が生存できる場所は青森県まで北上しているそうだ。

学生時代にブレーキストン線と云う、いわゆる生物境界線が日本では津軽海峡にあると習った。

イギリスの動物学者であるトーマス・ブレーキストンが唱えた説である。北海道と本州とでは動物の種類や生態が異なると云う説だ。

蚊の飛翔能力では津軽海峡は越えることは出来ないから北海道は安心だと思ったら、現在は青函トンネルがあった。

電車の中に蚊が居たら、そのまま北海道まで運んで来る。

電車なら一応函館までであるからそんなに拡散することはないだろうと思っていたら。

それよりも飛行機の中に蚊が居た方がもっと簡単に北海道に上陸出来るではないか。しかも空港は帯広にもあるから、東京から帯広まで蚊を運んでくる可能性だってある。

北海道の気温も上昇傾向にあるから、こういった病気が広まる可能性が増えている。

デング熱は人から人には感染しないというから蚊させ駆除出来ればそんなに心配することはないかもしれない。

しかし、一方でニュースではエボラ出血熱の患者が2万人になるという予測をしていた。エボラ出血熱は日本には関係ないと考えていたが、アフリカでは感染地域が拡がっている。こちらは患者の体液に触れると感染するという、致死率も高いからデング熱よりも恐ろしい。

これ以上感染地域が広がらないようにWHOには頑張ってもらいたいものである。