妻が参加しているから、私は一人で自宅に居る日曜日である。
朝からゴロゴロとして、ベッドに寝転びながら読書をしていたが、昼過ぎからゴルフの日本オープン最終日を観て楽しんだ。
テレビを見始めた頃は池田勇太がバディーが来なくて苦しんでいたが、2位とは3打差もあったし、タイのマークセンがズルズルと落ちていったので、後半は片山晋呉との一騎打ちの様相であったが・・・。
2位タイになった小平智のショットが素晴らしかった。惚れ惚れするようなショットである。パットでは穴に嫌われたのか、クルッとカップの周りを1回転して外すパットや、ボールが後5mmほど進めば入るようなパットが続いての2位タイであった。
ゴルフに「レバ」や「タラ」は禁物であるが、あれがもしも入っていたら・・・。
池田は3打差で迎えた16番ホールでまさかのダブルボギーを叩いて、片山とは1打差になった。緊迫した状況で17・18番を確実にパーを拾って逃げ切り優勝した。やはりゴルフは最終の16〜18番が大切である。
一方、女子ゴルフの方は・・・。
我が家の長女が通っていた東北高校の後輩で、同じ寮で暮らしていた札幌出身の菊地絵理香ちゃんの初優勝を応援していたのだが・・・。
こちらの、菊地絵理香ちゃんは精神的にちょっと弱いというイメージである。いつも最後の最後でミスをして優勝を逃している。
この日も単独トップに立っていたのに17・18番で連続ボギーを叩いてアン・ソンジュと横峯さくらの2人に並ばれてプレーオフの末、敗退した。
17・18番のどちらかをパーであがれば優勝だったのに・・・。
初優勝の緊張から萎縮してしまったのだろうか?とても残念である。
その後は野球のクライマックスシリーズ(SC)パリーグの日本ハム対ソフトバンク戦を観た。このCSと云うのは、球団の金儲けの為のシステムで、私はまったくつまらないと思っている。米大リーグのワイルドカードに習ったのだろうが、何もアメリカ野球の悪いところまで見習う必要はないのに・・・。
長期戦のレギュラーシーズン優勝の意味がまるで無くなる。しかし、北海道の日本ハムが進出しているから、一応は感心はあるが・・・
6回を終わって4−0で日本ハムが負けている。王手を掛けられているから、こりゃぁ負けたかと思ったら、驚異の粘りで逆転してしまった。
この粘りが菊地絵理香ちゃんにもあったらなぁ〜。
セ・リーグは阪神が巨人を4連勝で破って日本シリーズに出場することになった。
もし、日ハムが勝って、パ3位の日ハムと、セ2位の阪神の日本シリーズということになったら、何だか訳が分からない。
金儲けの為にレギュラーシーズンの意味の本質を見失っているように感じる。こんなバカなことをやっていたら、早晩野球はファンから見放されてしまうのではないだろうか。