年々感じることだが、時間経過の体感スピードが年齢を重ねる毎に速まっているようである。何だかついこの間、正月を迎えたばかりの様な気がするのである。
今日、衆院選挙が公示された。14日が投票日である。
普通なら、これからの時期は、商店などはクリスマス商戦や歳暮商戦のカキイレ時、飲食店もクリスマスや忘年会のカキイレ時である。
選挙になるとこれらの動きがパタッと止まってしまうから、実に迷惑千万な時期の選挙であることよ。
安倍政権は景気を良くするなんて口では言っているけど、一般庶民のカキイレ時に、こんな大義の無い選挙をやるなんて、景気のことなんてまるで考えていないことが丸出しだろうに・・・。
しかも選挙には700億円もの経費が掛かると云う。これは全て税金で賄われる。
本当に必要な選挙なら、たとえ700億円が掛かろうが、民主主義の経費として認めなければならない。
しかし、何の為の選挙なのかも分からない選挙に700億円もの金を掛けて、しかも世の中の景気を悪くするなんて考えられない。
選挙運動も、選挙カーに乗っては「○○をお願いしま〜す」と言うだけのウルサイだけの連呼である。
もういい加減こんな選挙方法は変えたらどうなんだろう。
同じ700億円使うんでも、もっと有効な使い方を考えて欲しいものである。
全国放送のニュースで注目選挙区ということで北海道7区が出ていたが、新党大地の党首で公民権停止中の鈴木宗男の娘、貴子が民主党から出て、しかも比例代表でも民主党の単独1位というので驚いた。いったいどんな手を使ったのだろうか。
ウルトラCどころかウルトラD、いやウルトラEである。
いくら民主党に人気がなくても単独1位なら、小選挙区で落選しても比例で復活当選出来るだろう。
民主党も、他党の人間を比例1位にするなんて・・・。民主党としても大地の票が欲しいのだろうけど・・・。
鈴木宗男の交渉術のすごさに感心してしまった。