展示物を飾る什器を特別注文していたのが、今日、完成して運び込まれてきた。
マジック道具を展示するのに、どんなショーケースが良いかを探していたところ、デパートの時計屋さんのショーケースを見て気に入ったのであった。ショーケースのカタログを取り寄せて、出来合いの物で安価なモノがないか探したのだが、帯に短しタスキに長しで、手頃なモノが無かったのである。
馴染みの大工さんに相談したら、指物師を紹介してくれた。以前にマジック図書館の本棚を特注で造ってもらった指物師である。
気心も知れているので、私がどんなモノを欲しているのか、すぐに理解してくれた。サッサッサァ〜と手書きで図面を書く。さすが上手いものだ。
大きさと色を決めて注文しておいたが、特注品はやはり高価である。
しかし、博物館もここまできたら、妥協はしたくない。
一度に沢山の台数を注文しても金銭的に支払いがきつくなるから、とりあえず4台を製作してもうことにして、少しずつ展示しながら、隔月で注文して台数を確保することにした。
今年は、経理課長が定年退職して、事務所の留守番をする者が居なくなったので、なかなか博物館の展示に割く時間が取れないから作業は遅々として進んでいかない。
ほとんど年末の状態のままである。
どこかで、奮起して集中的にやるしかないなぁ〜。
入れ物が出来たからには、頑張ろう!