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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-02-08-Sunday 日曜日

朝からベッドの中で本を読んでいた。

「幕末 維新の暗号」の上下2巻は読み終えたので、本屋に行って同じ加治将一の「龍馬の黒幕」を買ってきたのだ。これは「あやつられた龍馬」という本の文庫改訂版である。

昨日まで読んでいたのと同じ明治維新の話であるが、こちらは小説の体を取っていない。歴史の検証というスタイルである。

この作家の書いていることは、とても面白くて興味深いのだが、いかんせん状況証拠を積み上げた推理だけである。

確かに、この作家が言うことは一理も二理もあるように思うのだが・・・。

いわゆる探偵小説に出て来る、名探偵が状況証拠から犯人や犯行手口を推理していくのと結局は大差がない。

明治維新からは既に100年ほどの時間が経過しているから、完全な証拠がないからだ。いくら、「こう考えた方が自然である」といったところで、あくまでも、それは推理でしかない。事実であったかどうかは分からないのだ。

でも、歴史物が大好きで、昔から歴史小説を読んでいた私が、疑問に感じていたことを、この作家の推理は解決してくれるのが愉快である。

特に、同じ名字である坂本龍馬には昔から深い関心があって色々な書物を読んだのだが、どれだけ読んでも解決できなかった疑問が、この本ではスッキリと腑に落ちるのである。

歴史を推理しながら、想像力を働かせて考えてみるのは、意外と楽しい作業である。

ふと、窓の外を見ると、雪が積もっている。

かなり激しく降っている。今冬は12月に大雪が降ったから、我が家にはもう雪を捨てる場所が無い。

玄関前の通路も、人が一人通れるスペースしか開けていないのだ。それでもその一人分の通路を開けておかなければならない。

読書を中断して除雪を始めたが、今日の雪は湿っていて、かなり重い。これまでに降った雪を積み上げてある更に、その上にまで雪を放り上げなければならないのだが、湿った雪だと除雪具に雪がくっ付いてしまって上手くいかないのだ。1回ごと、除雪具を地面に叩きつけて雪を落としながら作業を続ける。結構な重労働である。

19時に温泉銭湯に行こうと思って外に出たら、先ほどキレイに除雪したところに既に10㎝ほども積もっている。

温泉から戻ったらまた除雪作業である。もう雪はいらない。