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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-02-25-Wednesday 男と女

今朝、母の家でお灸をしながら

テレビのワイドショーを見ていたら、今月2日に東京で、同棲していた恋人を別れ話のもつれから包丁でメッタ刺しにして、更に金属バットで頭部をメチャメチャに殴って殺した28歳の女性が逮捕されたという事件をやっていた。

その逮捕された女性が性転換した元男性だったと云うから驚いた。

テレビに映った姿は、スタイルが良くて、身長が179㎝、バスト90、ウェスト60、ヒップ90というからモデル並みのスタイルで、足もスラッと長くて、顔も可愛いのだ。

幼少の男性だった頃の写真も映ったが、可愛らしい顔をした男の子という感じであった。この写真を見ると、顔はほとんど整形していなさそうであるが、身体の方はオチンチンも取ってしまって完全に性転換しているようである。戸籍の名前も性別も女性に変えてあるのだと云う。

同棲していた男性と結婚したいと思っていたらしいが、別れ話を切り出されて、別れるくらいなら殺してしまおうと思ったと供述していると云う。

現在の法律では、性同一性障害の人は、いくつかの用件が揃えば性別も変更できて結婚も可能なんだというから驚きだ。

私はこれまで、男性のいわゆる「オカマ」と言われる女性っぽい人と、女性の「オナベ」と言われる男性っぽい人の性同一性障害同士が、お互いの性を入れ替える手術をして、お互いに心と身体が一致して、結婚をし、お互いに満足する為のものだと思っていたのだが・・・。

男と女は性染色体が異なる。外見だけ近づけたところで、子どもは産めない。性転換して身体も戸籍も女性になったからと云って、果たして一般の男性が、そういう人と結婚するだろうか?

殺された男性も、いくら好きになっても元男性と正式に結婚するのは無理があると考えて別れ話を切り出したのかもしれないし、それとも、最初は女性だと思って同棲していたのに、元男性だと告白されたことで、こりゃ〜マズイ、別れようと思ったのかもしれない。

世間には色々な性癖の人が居ることも確かだから、実情は良く判らないが・・・。

性転換した男性が、女性らしい身体つきを維持するには、女性ホルモンを摂取し続けなければならないのだと云う。元々、持っていないホルモンを大量に摂取すると精神のバランスが崩れやすくなるのだと云うから恐ろしい。この犯人も女性ホルモンの摂取によって情緒が乱れていた可能性もあるだろう。たびたび逆上してトラブルを起こしていたという。

でも、もし、そうだったとすると、この性同一障害の人の為に作ったという法律が、現実には即していなくて、今回の殺人事件を誘発することになったのかもしれない。

人間には諦めるということも必要なのだと思う。男に生まれて、女になって28歳で殺人者か、とても数奇な運命の人であることよ。