今冬は何だか雪が多いシーズンであるなぁ〜。
昨晩から降り続いている雪が30㎝ほども積もっている。早朝6時に起きて自宅の除雪を始めたが・・・。
湿った雪でやたらと重たい。除雪具のラッセルで押して行くと固まりになってしまい、それが重たくて持ち上がらないのだ。いちいち腰を落として低い体勢から、よっこらしょと掛け声を掛けながら持ち上げて、既に積み上がっている雪山の上に捨てる。ラッセルは押して除雪するには便利な道具なのだが、持ち上げる作業には不適切な道具なのである。
自宅の通路と玄関前、車庫前、歩道と除雪したら、腰がバンバンに張って痛い。まだ母の家の前を除雪しなければならないが、いつもの面積を除雪するのは無理だから、とりあえず玄関先だけの除雪に留めておいた。残りは会社が終わってからやるつもりである。
今日は10時に来客の予定が入っているから早目に出社しなければならない。
道路はまだ除雪車が除雪作業をやっていないから、グチャグチャの状態である。特に交差点は雪が貯まっていて、ハンドル操作を上手くやらないと曲がれない。途中で何台かの軽自動車が雪山に突っ込んで動けなくなっていた。私の車も轍(わだち)に沿って走らせるのだが、車の腹が雪山を擦りながら走るしかない。こりゃ〜市役所には、そうとうな苦情電話が入っていることだろう。
来客は母にも用事があるので、母も出社した。こんな大雪の足場が悪い時に、足の悪い母も出歩かせるのは危険であるが仕方がない。
午前中で用件を終了したら、母がついでだから病院に行きたいという。確かにこんな天気なら病院も空いていることだろうが「タクシーで行くから・・・」と言うが、こんな日は流しのタクシーなど捕まえられる訳がないので、私が病院まで送って行くことにした。正午でもまだ除雪がまったく出来ていない。道路の真ん中は中央分離帯の様な雪山になっているから、病院の駐車場に右折して入れるは大変である。
除雪費が嵩んでいるから、雪が降っている途中で除雪すると二度手間になるので、雪が降り止んでから除雪作業を開始するつもりなのだろう。
17時に会社が終わった頃は、雪は雨混じりに変わっていた。こりゃ〜自宅に戻ったら、重たい雪をまた除雪しなければいけないなぁ〜と憂欝に感じていたが・・・。
自宅に戻ってみたら、朝の段階でアスファルトの路面を露出させていた所は、キレイに雪が融けていた。気温が高かったから、雪が貯まらずに融けたのだろう。しかし、雪をそのまま残していた場所は、どっしりと重たい雪がそのまま残っている。
この重たい雪の除雪をやっていたら、腰と背中が悲鳴を上げた。温泉に行ってジャグジー風呂や電気風呂に入ってケアしたが、まるで効果がない。
馴染みのマッサージ師に電話して明朝に揉んでもらうことにした。
今年の除雪費は雪以上に嵩むことよ。