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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-03-01-Sunday DVD

妻が帯広の映画館では上映されなかった

クリント・イーストウッド監督の作品「ジャージー・ボーイズ」を観たいと云う。先週、同じイーストウッド監督の作品「アメリカン・スナイパー」を観たからであろう。映画評では、アメリカン・スナイパーよりもジャージーボーイズの方が評価が高かいようだから、どうしても観てみたいのだとワガママを言う。

言い出したらきかない性格なので、仕方なくDVDを買いに行ったのであった。

私は以前にはレーザーディスク(LD)を集めていて、映画も相当な枚数を持っている。

何せ、一番最初にもらった給料で、まだ販売されたばかりのパイオニアのLDの機械を購入したのである。ユーザー登録番号は全国でもかなり早い番号であった。

あんまりLDばかり見ていたので、最初に購入した機械はすぐに壊れてしまい。現在、自宅に置いてある機械は4台目である。

それが、どうだ!やがて薄くて小さいDVDが登場するとLDは衰退して、やがて製造中止になってしまった。

私が老後の楽しみにしていたLD鑑賞は、現在所持している機械が壊れたらオジャンなのである。

もう、新しい機械には飛びつかないことにした。それでも、マジックを見る為にはDVDを見る機械が必要である。

去年、その機械を買いに行ったら、なんと2万円もしなかったので驚いたのであった。LDの最初に購入した機械は30万円ほどだったと記憶している。15分の1とは・・・。

どうもレンタルというシステムが不得手である。所有したい欲求が強いのである。今回もレンタルではなく購入することにしたのであった。

「ジャージー・ボーイズ」はDVD化されてまだ日が浅いようだ。箱を見たらブルーレイ(BR)とDVDの2枚組である。ブルーレイの機械は持っていないから「DVDだけで良いのだが・・・」と店員さんに言ったら「今はこういう売り方なんです。値段もDVD1枚と同じです」と云う。

同じ値段と言われても、BRはいらないのだから何だかモッタイナイ気がする。でもそれしかないというから仕方なく購入して来た。

自宅で観たが・・・。

60年代のアメリカで一世を風靡した「フォー・シーズンズ」と云う4人組バンドの物語である。出て来る唄はほとんど聞いたことがある。

私が幼少期を過ごした家の隣では父がダンスホールをやっていた。このダンスホールは私が生まれる前の昭和25年の開店である。

そのダンスホールで毎晩掛かっていたレコードの曲は題名こそ知らないものの、私の耳にこびりついている。なにせ子守唄代わりに毎晩聞いて育ったのだから・・・。

ヘェ〜ッこの曲も、彼等の曲だったのかと思いながら、懐かしく楽しんだのであった。

ニュースでは、神奈川で中学生が18歳の少年らに殺されたらしいと、ここ毎日報道している。ジャージー・ボーイズを見ると、産まれてくる親を選ぶことは出来ないが、友達は選ばなければいけないなぁ〜とつくづく思う。

選らんだ友達によって人生は大きく変わってしまうものである。社会的成功と家庭的幸せの比較、幸せな人生とは何なのか。60年代の名曲オールディーズに乗せて展開されるこの映画はとても良い映画であった。お勧めの1本である。