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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-03-19-Thursday 小型船舶免許

今日の午前中に

帯広で小型船舶操縦免許更新の講習があったので出席した。

帯広に海や湖は無いから、免許を持っている人数が少ない為、免許更新の講習は年に2回ほどしか帯広では開催されない。

私は昭和62年に4級の小型船舶免許を、先輩に強制されて、はんば強引に取得させられたのだが、免許取得後は今日に至るまで、ただの一度も船の操縦をしたことがないのである。

何回目かの更新の際に、帯広市での講習の日程と私のスケジュールとが合わなかった為に、どうせ今後も船なんぞ操縦することもなかろうと、わざわざ他都市まで講習に出向くようなことはせずに失効させていたのであった。

それが、平成15年6月1日に法律が改正されて、区分が1級と2級の2つだけになり、3・4・5級の人は自動的に2級になることになったのである。海事事務所から、失効させた人も、講習を受ければ2級の免許になるという案内をもらった。

4級ならば、持っていても仕方ないが、2級というのは何だか恰好が良いなぁ〜。飲み屋に行ってホステスに見せたらモテルかもね・・・と不純なことを考えて講習を受講したのであった。

その講習の終了時に「今回、2級を取得した人は、1級の資格が簡単に取得できますよ。実技は免除で筆記試験も14問だけです・・・」と言う。

2級よりも1級の方が断然カッコイイに決まっている。

しかし、帯広では1級の試験は実施されないから、札幌まで受験に行かなければならないのだ。

しかし、モテルためなら仕方がない。札幌で受験することに決めたのであった。

海事事務所の出張員に受験を申し込んだら・・・。

「自分一人だけで勉強して試験に合格するのはかなり難しいですよ」と言う。「試験の1週間前に、札幌で1級合格の為の授業をしますから受けませんか?」と言うのである。上手い商売の仕方だなぁ〜。

帯広-札幌間の往復の旅費と、授業が早朝からなので前泊の宿泊費、授業料などを含めると結構な金額が掛かる。

1週間後の試験日にもまた同様の費用が掛かるのだ。

免許を取得したところで船を操縦するような予定もないのに・・・。

女にモテようとする見栄だけは、我ながらたいしたもんである。

その試験に見事合格して、晴れて1級小型船舶免許を取得したのであった。2級は陸から5海里までしか行けないが、1級は外洋まで行ける。条件を整えれば世界一周だって可能なのだ。

しかし、以来、今日までただの一度も船を操縦したことがない。妻に「船を操縦してどこかに出掛けるか?俺は外海にだって出られる免許を持っているんだぞ」と冗談に言うが、「まだ死にたきゃないわよ!」と言う。そりゃ〜そうだろうなぁ〜、私だって恐ろしくて船の操縦なんか出来ないもの・・・。

これからも、まったくのペーパーキャプテンで、宝の持ち腐れというやつであろう。

今回も更新料に結構なお金を払った。さて、その分だけでも夜の街でモテなきゃなぁ〜。