私の本のだいたいの形がみえてきた。
今日、出版社から、印刷する前の真っ白のページだけの、実物大のものが届いた。本の大きさや厚みや紙の手触りなどを実感する為のモノである。
自分も最近は老眼になってきているし、この手の本を読んでくれる人は高齢者が多いであろうから、字の大きさも出来る限り大きくしてもらったこともあって、ページ数が約330頁にもなり、その為に本の厚みが23㎜にもなってしまった。このサイズの本としては、かなり厚みがある本になってしまったのである。
校正も第3稿まで終わり、後は、製本するサイズになってからの最終稿のチェックを残すのみとなった。
来週火曜日頃に、最終稿が上がってくる予定なので、このままなら予定通りに今月中旬頃には出版できそうな気配である。
今回出版する本は、1999年〜つい先日まで、十勝毎日新聞、読売新聞、北海道新聞などに寄稿してきたエッセイやコラムや論文をまとめたものである。
校正しながら読み返ししていると、自分としては、引き出しが多いつもりでいたのだが、結構、同じ様なことを書いているので少々ビックリした。
まぁ、載せる社が違うし、年月日も異なるからこれまでの読者は気が付かなかったと思うが、まとめて読むと、同じ様な文章が重なるのだ。
過去に自分が何を書いたのかを覚えていないと云うことなのかもしれないなぁ〜。
こうして、これまでの文章を読み返してみるのも、自分の考え方の変遷が分かってなかなか面白いものである。
連休ころには北海道の書店で1000円(税別)で発売される予定である。掲載された新聞社がそれぞれ記事で宣伝してくれるというので、期待しているのだが、果たして何部売れるのだろうか?