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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-04-05-Sunday 議員の資質

大阪維新の会の橋下代表が

所属する衆院議員の上西小百合議員の除籍を発表したというニュースが朝からテレビでやっていた。

何でも、国会議員の責務として一番重要な本会議を体調不良で欠席したからだという。

上西議員は、その前日の12日に体調不良で医師の診断を受け、13日の本会議を欠席したにもかかわらず、12日の夜は知人議員と会食し、数軒の店をはしごもしたという。

投票するだけの13日の本会議は欠席し、3時間掛けて新幹線に乗って地元の大阪に戻ったという。

報道によると、14日はホワイトデーで秘書と京都に旅行に出かけ、その秘書の母親の自宅に泊ったというから呆れてしまう。

ワイドショーでは、橋下代表と上西議員とその問題の秘書の3人が並んで記者会見していた模様が映っていた。

上西議員は最初こそ頭を下げていたものの、後半は、報道に対して事実無根だと怒りの表情と強い口調で反論し始めたが、橋下代表に何度もたしなめられていた。

例えどんな弁明をしようが、本会議をサボったことの正当事由にはならない。橋下は弁護士だけにその辺は分かっているのだろう。

まぁ、地方選挙の真っ最中でもあるから、イメージを損ねたくない維新の会は、すぐに除籍という処置をとったのだろうが、これはトカゲの尻尾切りのパフォーマンスの臭いがプンプンである。

それにしても、この上西議員は、事の本質をまるで理解していない様子である。自分の行動の何が悪かったのかまったく理解していないことに驚き、呆れてしまった。

問題はマスコミ側にあるのではなく、議員としての仕事そのものを果たしていない上西議員側にある。

それを報道に対して(私は悪くないと)怒りの表情を見せるこの女性は一体どういう性格をしているのだろうか?相当に気の強い女性であることだけは伝わってきたが・・・。

世は女性の社会進出を促進しようとしているのに、肝心の女性側が、その動きを阻害しているようにしか感じられないのは残念なことである。

除籍されても、議員辞職もしないで、無所属で議員を続けるというが、仮病で本会議を欠席するような議員が職責を全うしたいなんてチャンチャラおかしなセリフだろう。そんなことも理解していない人間が議員でいることに呆れてしまう。

先の中川郁子にしてもこの上西小百合にしても、「女」としての部分が前面に出過ぎてしまっている。国民は、国会を婚活や恋愛の場所になんてしてもらいたくはないのだ。

委員長が居なければ会議は始まらない、その肝心の委員長なのに遅刻を繰り返す責任感のない片山さつきなんて女性議員もいる。

女性が女性の足を引っ張るのは悲しいことである。

3人に共通するのは、地位に恋恋としていることだ。どうせ次の選挙では当選がアヤウイから、それまではしっかり(税金である)給料を貰っておこうということなのか?

こんな程度の人間しか議員になりたいという奴はおらんのかねぇ〜。