地元の新聞社がゲストハウスの庭に咲く江戸彼岸桜の開花に合わせて、毎年開催している花見会である。
昼から夜中までの長時間開催しているが、妻と一緒に、会社の終業後になってから出掛けたのであった。
今年は、例年の花見会よりも温かい。夜になって風が少し出てきたが、その風が生温かいのだ。
帯広の花見会というと、ジンギスカンにビールというのが定番だが、この花見会の食べ物は、新聞社の系列のホテルから調理人が出張してきて、庭に張ったテントで作りたてを食べさせてくれる。
ちょっと他の花見会とは雰囲気が異なるので、毎年出席するのが楽しみなのである。
例年、趣向を凝らした素晴らしい食べ物が出るので、今年はどんな美味しいものを食べさせてくれるのかいつも楽しみにしているのだ。
花見に来ている客は、ほとんどが顔見知りの方々ばかりである。私達が行った時間帯には、70〜80名ほどの客がいただろうか。
お酒を飲みながら立ち話をするのだが、次から次へと挨拶ばかりしていて、なかなか食べ物を取りに行くことができないでいた。
挨拶を始める前に、ガッチリと食べてからにすれば良かったのだが・・・。
妻は一人で食べ回っていたようだが・・・。
私は、食べ物はおつまみ程度に軽く数種類を食べただけに終わってしまったが、お酒は白ワインばかりを10杯ほども飲んだだろうか。
ほろ酔い気分で会話が弾んだのであった。
今年は、客の引ける時間が例年よりも早かったように感じた。私もワインばかり飲んでいたので、かなり酔ってしまったから、まだケーキ類を食べたそうにしている妻を促して早目に自宅に戻ることにした。
今回は、私は話ばかりをしていて、食事が少量しか食べられなかったのは残念であった。
来年は、まず先に食べることにしよう。