去年の10月から準備をしていた私の初のエッセー&コラム集で題名は「人間万事塞翁が馬」(クナウマガジン社刊)1000円(税別)357頁である。
1999年1月30日からの新聞紙上に掲載された、私のエッセーやコラムなど135編をまとめて一冊の本として出版したのだ。
北海道新聞社の「朝の食卓(37編)」は500字、十勝毎日新聞社の「十勝の場所の意志に学ぶ(33編)」は1000〜1200字、同じく「論壇(24編)」は1000字、読売新聞社の「風向計(27編)」は1000字の字数制限がある。
この他に「カンボジア紀行(10編)」や「大道芸の見(味)方(3編)」、機関紙に寄稿した論文などである。
掲載紙や掲載時期は異なっていたから、これまであまり気にしてもいなかったが、同じテーマで書いてあるものがある。一冊にまとめて一気に読み返すとかなり重複しているものもある。
まぁ、この辺は勘弁してもらうしかない。
この本は、我が坂本ビル㈱・坂本商事㈱の前身である「坂本勝玉堂」の創業111周年を記念して発刊したものだ。
明後日5月2日の亡父坂本圭司の23回目の祥月命日に配布し、残りは一般書店で販売してもらう計画である。
校正に手間取り、発刊が1週間ほど遅れたが、ギリギリ間に合った。今日、明日中に300冊にサインと落款印を押さなければならない。
さすがに300回も、落款印を押すと右手の人差指の付け根が赤く腫れ上がってしまった。
新聞に記事として写真や名前が出ることは、よくあることだが、自分の書いた文章が掲載されると云うのは稀なことであろう。
だから、自分の書いた文章が新聞に掲載されるというのは名誉なことだと思っている。
それをまとめて一冊の本として出版出来ると云うのは、もっと名誉なことである。
まぁ、読者の方に楽しんでもらえたら幸いである。