3タイプある内の、マグマ水蒸気爆発による噴火だと云う。
爆発的噴火は5分ほど続き、噴煙は上空9000㍍まで上昇したという。
突然の噴火だったそうで、気象庁が噴火警戒レベルを上げる前に噴火したと云う。
火砕流も発生し、港まで届いたというが、火砕流が流れた先が、人の居ない方向であったようで、突然の噴火にも係らず、約130名の島民には重大な被害はなかった、軽い火傷を負った人がいた程度で済んだというから、これは不幸中の幸いであった。
新岳は過去に何度も噴火したことがあるそうで、島民が普段から避難訓練などをしており、今回もスムーズに避難ができたからだという。
島民は12㌔離れた屋久島に避難したと云う。
2000年に三宅島の雄山が噴火した時のことを思い出す。全島避難が4年半も続いて島民は大変な状況になった。
今回も、どれくらいの避難が続くのだろうか?ニュース映像では、口永良部島に残された牛たちの姿が映っていたが、畜産が盛んな島であるらしい。残された家畜などはどうするのだろうか?
そんなことを考えていた翌30日の午後8時24分頃に地震があった。小笠原諸島の西方域を震源とする地震で、母島の小笠原村と神奈川県二宮町で震度5強、埼玉県春日部市などで震度5弱を記録したと云う。
震源が海であるから、津波を心配したが、どうやら津波は発生しなかったようでこれも不幸中の幸いである。
何だか、ここ連日、火山の噴火やら地震やらのニュースが増えている。
この地震と、先に噴火が警戒されている箱根などの連動という事態は起きないのだろうか?
テレビで聞く、学者の説明も、起こるのか、起こらないのかさっぱり分からない。結局、現在の科学レベルでは、地震や噴火の予測は不可能とのことだが、素人目にみても、大人しくしている富士山がとても不気味に感じてしまう。
この時期、あまり東京方面には行きたくないなぁ〜。