毎年楽しみにしている催しだが・・・。
事前に十勝管内の古書店から出品リストが送られて来るので、いつもそれに目を通して連絡し、目玉商品は早目に注文しておく。
私は、マジック関係書籍も集めているが、十勝に関する本や地図なども集めている。
この古書展示会では、マジック関係書籍はほとんど出品されないし、まだ発見したことがないが、地図などは時々面白いモノが出てくることがある。
今年もリストが送られてきたが、今回はあまりメボシイものは無かった。
それでも、古書展などと云う看板を見掛けると、ウズウズしてしまい中を覗かずにはいられないのだ。
古書の目玉商品は、早い者勝ちだから、開店と同時に入店する必要があるが、今朝は色々と仕事があって45分ほど遅れてしまったのだった。
まぁ、事前の段階で欲しいモノがなかったから、急ぐ必要もなかったのであるが・・・。
学生時代から神田神保町などの古書街を歩くのが好きであった。ほとんど毎週出掛けては各店の棚を眺めて歩いたから、目が慣れてしまい、棚をすごい速さで目で追っても「奇」「術」「手」「品」「妻」「魔」「マジック」などの文字が目に入ると、そこで目がピタッと止まるのである。
人間の目と云うのはすごいものだ。この能力は未だに効力がある。
ただ、残念なことに記憶力の方が落ちてきているので、持っている本か、持っていない本なのかが分からないという欠点が出てきた。
その為に、同じ本を購入してしまう失敗は何度も経験している。
今回は、マジック関係の書籍はまったく無かったから、その心配はなかったが、芸能人(寄席芸人など)の随筆や古代文明論などで面白い本があったので8冊購入して来た。
帰りに宝くじ売り場でロト6の当選を調べてもらった。14枚も貯まっていたのである。この内の4枚が当たっていて14,100円の払い戻しを受けた。売り場のおばさんからは「おめでとうございます。すごいですね!」と云われたのだが、何ンのことはない。1枚1000円なのだから、100円儲けただけなのである。
宝くじが当たる確率なんて微々たるものであることは知っているが、ロト6は自分のこだわった数字を買うことに意義がある。まぁ、100円儲かっただけでも良しとしておこう。