駒澤大学同窓会の全国支部長会議である。
駒澤大学は全国47都道府県に58の支部がある。北海道は広いから8つの支部がある。私は十勝支部の支部長を務めている。
当日の朝一番の飛行機で上京すると30分程遅刻をしてしまうので、前泊するのだが、この日の午前中は予定が入っていない。
会場の東京グランドホテルは駒澤大学の曹洞宗が運営するホテルで、芝の増上寺の近くにある。
朝から天気が良いので、ホテルから東京タワーの下まで行って、増上寺の中を抜けて大門側までゆっくりと散歩して来た。
1時間半ほども歩いたのでお腹が空いた。大門の前に「芝大門 更科 布屋太兵衛」と云う蕎麦屋の看板がある。蕎麦好きの私は浜松町でモノレールに乗る時には、いつも地下の食堂街でこの布屋の支店で更科の「御前蕎麦」を食べるのだが、そこの本店である。私としては是非食べておきたい。時間はまだ11時半であったが、店内は満員であった。
支店には無いメニューの「かわり蕎麦」を注文して食べてみたが・・・、やはり普通の蕎麦の方が良かった。
ホテルに戻って、13時半からの会議に出席した。私は最終便で帯広に戻らなければならないので、懇親会には出られない、会議終了後の16時10分には退席する旨を伝えたら、会議は16時には終了しないかもと云う。かなりの長丁場である。
会議は最初に云われた通りに16時には終了しなかったが、飛行機の時間が迫っているので10分に退席して空港に向かったのであった。
東京にたった1日だけしか居ないと云うのはかなりモッタイナイ気がするが仕方がない。地震も怖いからなぁと自分に言い聞かせて帯広に戻ったのであった。