ちなみに自宅を出発してからの移動に掛かる時間をピックアップすると、自宅から空港まで車で40分、空港には出発の30分前には到着していなければならないから都合70分間と云うことになる。
広い羽田空港の中を10分以上は歩いてモノレール乗り場に、そこから浜松町まで30分、浜松町からホテルまでは徒歩15分、電車やモノレールがすぐに来ればよいが、下手をすると5〜10分はホームで待つことになる。だいたい片道2時間20〜30分程度というところか。
飛行機の時間が都合良く合ったとすると、理論的には日帰りでの会議出席も可能なことになるのだが・・・。
しかし、帯広ー羽田間の飛行機の便数が少ないから、当方の都合とはピッタリとは合わないし、たとえ日帰り出来たとしても最初からそんな気もない。
飛行機で帯広空港から羽田空港まで行くと、往復で4〜6万円ほども航空運賃が掛かる。スーパー早割りで買っても3万円台だが、このチケットは便の変更がきかない。3ヶ月前の予定などなかなか確定するものでもないから安く購入するのは難しい。
しかも、ホテルの宿泊費は最低でも1万5〜6千円はするから、ちょっと上京すると云ってもすぐに足代、枕代だけで10万円ほどは掛かってしまう。これに美味いものでも食べましょうとなれば顎代もすぐに万金が飛ぶことになる。
だから、なるべくスケジュールをたくさん詰め込んで、時間を目一杯有効に使おうと考える。
東京は遊ぶには事欠かない場所である。
私の好きなミュージカルや演劇や寄席も常にたくさん上演しているし、去年初めて観て感激した歌舞伎もじっくりと観てみたいと思っている。何と云っても選択肢が多いのが魅力である。
しかし、今回は上手くスケジュールの調整が出来ずに、東京に居るのはわずか1日のみとなってしまった。実にモッタイナイことである。
3時間ほどの会議の為だけに上京したかと思うとドッと気分が疲れる。
こう云うと東京の人は怪訝そうな顔をする。地方に暮らす人間の気持ちが理解出来ないのかもしれない。
私が東京に住んでいたら、きっと毎週末には観劇などに行っているだろうなぁ〜。でも、たまに行くから良いのであって、実際に住んだら、そんなにしょっちゅうは行けないのかもしれないなぁ〜。
東京は人が多過ぎて、歩いているだけで、すれ違う人にぶつかりはしないかと気になって疲れる。やっぱり私には帯広の方が暮らし易そうである。