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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-07-19-Sunday セントアンドリュース

ゴルフの聖地と言われる

スコットランドのゴルフ場のセントアンドリュースのオールドコースで全英オープンゴルフ選手権大会が開催されている。

日本からも松山英樹を始めとして小田孔明、藤田寛之、池田勇太、手嶋多一、高山忠洋、富村真治の7名の選手が参加していたが、松山以外は全員予選落ちした。

日本でも、予選からテレビ朝日系列で生放送をしていたので、3連休ということもあって毎晩、夜中の2時まで酒を飲みながらテレビ観戦していた。

今年のコースは緑色が濃いように感じる。例年ならもっと茶色っぽい色で芝が枯れているように見えるのだが、グリーンの芝が十勝のゴルフ場と同じ種類の「すずめの帷子(かたびら)」と呼ばれるモノで、芝目が強く、読むのが難しそうである。かなり遅目で重たそうな感じに見えた。

グリーンが大きく広い。共有グリーン(2つのコースが一つのグリーンを使用)が数カ所あるようで、中にはグリーンの広さが1千坪と云うものまであるという解説であった。

しかも広いだけではなく、ポテトチップスの様にデコボコしているのだから厄介である。世界の一流選手達がパットに苦労しているのをみると、かなり難しいのであろうなぁ。

初日に松山が一緒に回ったのは、超がつく飛ばし屋のダスティン・ジョンソン(米)とメジャー2連勝中の若干21歳ジョーダン・スピース(米)と云う組み合わせである。

今年6月に行なわれた全米オープンでは、D・ジョンソンを逆転して勝利したのがJ・スピースであるから因縁の対決でもある。

優勝候補で因縁深いこの2人と一緒というのは、松山にとってはなかなか厳しい組み合わせであろう。

松山も精神的によく我慢をしてプレーしていると思う。初日はなかなかバーディパットが入らずにイーブンパーで終了したが、私だったら完全にキレているところだ。

2日目は猛チャージ、初日にまるで入らなかったパットがポンポンと面白いように入る。ゴルフは1日で好不調が完全に入れ替わってしまうから面白いのである。

せっかく絶好調だったのに、残り3ホールのところで、風で10時間半も中断され、待たされたあげく翌日に再開となってしまった。

17番はこの大会で一番難しいコースであるが、翌日は16・17・18番とパーで切り抜け6アンダーで、首位に4打差の10位に躍進した。

素晴らしい。頑張れ松山!