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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-07-21-Tuesday マジック博物館

私が現在開設準備中のマジック博物館に

関してマジック愛好家の方からお手紙をいただいた。

「愛知県の河合勝さんと云う方が、『日本奇術博物館(Japn Magic Museum)』と云う名称で既に商標登録をされているのをご存じでしょうか? 名称はしっかりと考えられてから付けた方が良いと思いますよ云々」という内容である。

河合勝さんとは、ヤフオクのライバルでもあり、時々メールでやりとりする仲でもある。

以前に河合さんがお書きになった本を購入した際に背表紙に「日本奇術博物館叢書」という名があったので、博物館をお造りになったのですか?と質問したことがあったが、その時にはまだ実際には造っていないが名称だけは登録しておいたということを聞いて知っていた。

私も「仮称」として現在は「マジック博物館」と言っているが、紛らわしいので、いずれ正式名称を考えなければならないだろうと思っている。「博物館」は使っても問題はないと思うが、他人と同じことをやるのは嫌いな性分であるから同じ名称というのもなんだかなぁ〜と思うのである。

他には「資料館」とか「文化館」なんてのもあるかなぁ〜。

英語の「MAGIC」の意味には「奇術」「手品」から「魔術」「魔法」まで不思議なものは皆「MAGIC」の一語で片付けられている。日本語の様に多様な言い方はないのであるが・・・。

私のコレクションは「奇術」だけではなく「魔術」や「魔法」などの分野も多いから「奇術」や「手品」という名称に限定するよりは「魔術」とした方がシックリ来るかもしれないなぁと考えている。

尊敬する作家であり、アマチュアマジシャンであった厚川昌男(本名)こと泡坂妻夫(ペンネーム)さんの本に「魔術館の一夜」と云う題名のマジックのことを書いたエッセーがあるが、この「魔術館」というネーミングを気に入っている。

アメリカのロサンゼルスには「Magic Castle(マジック・キャッスル)」と云う名称の会員制のマジック専門クラブがあるが、日本語に訳したらさしずめ「魔術城」とでも訳するのだろうか?

我々マジシャンは昔から訳したりせずに「マジックキャッスル」とそのまま言っていたが・・・。

日本には「マジックハウス」と云う名称のマジックの店もあるし、下の名称も「城」「館」「家」「庵」「亭」などと色々あるから難しいなぁ〜。

日本語なら多様な表現の仕方があろうが、外人に紹介する為の英語表記だとどうしても「MAGIC」と「MUSEUM」は同じになる可能性が高いなぁ〜。

頭の「日本」とは最初から付けるつもりもないが、「十勝」とでも付けようかなぁ〜。

『十勝魔術館』『十勝魔術文化館』『十勝魔術資料館』ウ〜ン、どれもしっくり来ないなぁ〜。

「十勝」を知らない人は「とかち」とは読まないだろうしなぁ〜。「じゅっしょう」とでも読まれると何だか「勝つ為の魔術」みたいに感じられてしまうかなぁ〜。

と色々と考えているところに、沖縄在住の兄弟子から電話が入った。マコママから「坂もっちゃんが今、マジック博物館を造ってるでぇ〜、あんたの所にもマジック道具が埋もれていたら坂もッちゃんの方に送ったてぇ〜」と連絡が来たとのこと、倉庫に眠っている道具を引っ張り出して送ると言ってくれた。来年7月の開館パーティには必ず行くし、久し振りにマジックでも演じるか?とのこと、有り難いことである。

周りは着々と開館に向けて進んでいるようである。