«前の日記(■2015-07-21-Tuesday) 最新 次の日記(■2015-07-23-Thursday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-07-22-Wednesday マーリー

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」と云う

映画(2009年3月27日日本公開)をNHKBSで21日に放送した。

このブログにも以前に何度か書いているが、この映画の主人公、白っぽいラブラドール・レトリバーの雄のマーリーは我が家で飼っていた同犬種の雄のサニー(1996年6月30日購入)と実に良く似たエピソードを持っている。

原作は全米で250万部も売れた本で原題は「Marley & Me life and love with the world's worst dog」で、日本では2006年10月に出版されたという。

作者は新聞のコラムニストでジョン・グローガンといい1957年生まれの人である。

私も新聞にコラムを書いていて、先頃それを一冊にまとめた本を出版したし、産まれも1958年と近いので親近感がある。

マーリーとサニーにも共通点が実に多くて、まずは全くの同犬種、同色である。その他列挙すると

①買う時に割引きしてくれた。

②落ち着きがなく何でも食べてしまう。

③記念のネックレスを食べてしまい。翌日のウンチの中から探し出す。

④やたらと誰にでもマウンティング(性交時の様に腰を動かす)する。

⑤奥さんにマウンティングしようと飛びかかって来たら奥さんが犬の腹に膝蹴りを入れて防ぐ。

⑥マウンティングが多い為に去勢されて玉なしになってしまう。

⑦散歩の時に飼い主を引っ張る。

⑧散歩の時にどこにでもウンチする。

⑨共に13歳で死亡、など等。

私も新聞のコラム欄にサニーのことを数度書いているが、後日、その内容があまりにも酷似しているもだから、盗作ではないかと疑われたこともあったほどである。

名誉の為に書いておくが、これはまったくの偶然であるし、第一私のサニーに関する初稿が2003年3月26日の北海道新聞「朝の食卓」の掲載である。この本がアメリカで出版されたのが2005年10月だから盗作の仕様がないのだ。

子ども達がこの映画を2009年4月に東京(帯広では上映されなかった)で観た時に、サニーがモデルではないかと思ったというほどなのである。

私もその話を妻や子ども達から聞いて、是非とも観たいと思い、1ヶ月後の5月に上京した際には、新宿の小さな映画館で上映していることをみつけ出してようやく観たのだった。

NHKの映画放送はCMが入らないから嬉しい。間にCMが入ると映画はとても見づらい。

映画の細部は意外と覚えていないものだったが、実に懐かしかった。マーリーがどうしてもサニーに重なって見えてしまうのである。最後の死ぬところではホロリとしてしまったほどである。

観終わったら、すぐに子ども達から「またサニーに会いたいなぁ〜!」と妻の携帯にLINEが入ったが、妻はすかさず「もう会いたくない!」と返していたのであった。