仕事の合間に1〜2時間ほど時間を作っては、マジック博物館の展示作業をしている。
先日、並べている内に、道具を飾る棚が足りなくなったので、新たにハイケース2本を注文しておいたのが、今日の午前中に届くことになっている。
そのハイケース2本を背中合わせにして設置するのだが、その設置しようと考えている場所には、道具を入れたイモカゴが大量に並んでいて足の踏み場もない状態である。
何せ、大量のマジック道具を種類別に分類して、イモカゴに入れてあるので、まだ40個以上のイモカゴが通路に所狭しと並んでいるのである。
それを少しずつ場所をズラシながらガラスケースに展示していくので、ガラスケースが増えてくると、イモカゴの置き場所が少なくなってしまうのだ。
新しく注文したハイケースは横180㎝、高さ200㎝、奥行き45㎝とかなり大きい。これが2つ背中合わせになるのだから、設置作業を考えると、相当広いスペースを作らなくてならない。
当然ながら入口から設置場所までは、運び込む通路として必要だから、この通路にモノは置けないのだ。
大工さんがハイケースを運んで来る前に、奥の方の通路に、まだ並べていない道具を移動して設置スペースを作らなければならない。
蒸し暑い中を汗だくになりながら、この作業をした。
ようやく終わった時点で、ちょうどハイケースが運び込まれて来た。
地震が起きても倒れない様に、床にしっかりと固定してもらった。最後のガラス引き違い戸を入れる段になって、ガラスの寸法が大き過ぎて入らないと云う。午後からもう一度ガラスを切り直して持ってくると云う。
午後一番に持って来たら、今度は大工さんの手が雨で滑ったのか、ガラスを割ってしまった。
また明日来ます。と悲しそうに云う。
雨の日の作業は大変だなぁ〜。結局、私の作業も一日遅れてしまったのだった。