帯広であんなすごい豪雨は初めてだ。
昨日はニュースで、隣の釧路や根室の豪雨のニュースを見たが、十勝の雨はさほどでもなかったので安心していたのだが・・・。
10年前に妻と二人で沖縄の石垣島に行った時にも、滝の中に突入するようなものすごい豪雨を経験したことがあったが、それ以来である。
ニュースでは1時間に39ミリの豪雨と言ったが・・・。
その倍以上の感覚であった。
夕方の14半〜15時頃であったろうか、マジック博物館の展示を一人でやっていたら、何だか変な音がするので外を見たら、突然空が真っ暗になり、雷が鳴って激しい雨が降ってきた。風も強くて、横殴りの豪雨になってきた。
作業を中止して事務所に戻ったが、会社の窓ガラスに吹き付ける雨は、窓にはワイパーなんぞ付いていないから外の景色が見えないほどである。
横から吹き付ける風によって、排気口や排気窓の隙間から雨が入ってきて天井から雨漏りがするし、窓からも雨が入ってきて床が水浸しになる。
しばらくして風が収まったので窓の外を見たら、見る間に道路に雨が溜まり、排水が追い付かなくて道路が冠水していく様が見えた。
その内に雹まで降ってきた。
屋上の雨を地下に降ろすドレーン管のつなぎ目から水があふれ出し、地下のトイレが水浸しになっているという。
排水能力を超えた量の雨が一度に入った為に、逆流したらしい。
ゲリラ豪雨は東京など本州の出来事だと思っていた。それが、この雨の少ないはずの十勝帯広で降るなんて信じられなかったが、これが、気候変動というものなのだろう。
いわゆる地球温暖化と云われる現象の一部である。どうも近年、地球上のあらゆる場所で異常気象が起きているが、地球は相当アブナイ状況にあるのかもしれない。
今回の豪雨も1時間約40ミリであるから、昨日の1時間に60〜70ミリなんて云う豪雨からは半分なのだが、十勝・帯広は元々雨の少ない地方であったから、豪雨の備えが出来ていない。
今後は、こう云った異常気象が十勝でも起きるのかも知れない。
13日の花火大会はどうなるのだろうか?
集中的な豪雨で、会場の十勝川の流れが増えて、河川敷が冠水したら花火の設営が出来なくなってしまうかもしれない。
天気予報では13日には、雨マークが付いていたが・・・。
最近の天気予報は外れることが多いから、何とか逆に外れてほしいものである。