お盆休暇である。
ちょうど8月から飛行機の帯広ー名古屋直行便が飛んでいるので、直接セントレア空港から乗って来られるから、乗り換え無しで楽であるが、料金がやや高いのが欠点でもある。
帯広は今日も天気予報では気温が30℃になると言っていたが、名古屋の暑さから較べたら天国だと云う。
息子は、大学生の時は日本一暑い街と云うキャッチフレーズの埼玉県の熊谷市の側に住んでいたし、卒業後は名古屋に就職したから、暑い処にばかり居る。極端に暑さに弱い私なら、そんな場所ではとても生活出来ないだろうなぁ〜。
息子に何が食べたいかと聞くと、ジンギスカンとの答え、それなら肉を買ってきて庭でBBQをやろうかと云うことになった。
タイミング良く、留萌の叔母が、母に生のホタテ貝をお土産を持ってやってきたので、それもバター醤油で焼いて食べようということになった。
3人の子ども達が全員、帯広を離れてからも、時々庭でBBQをやっているが、母と私達夫婦の3人だけでは食べる量が少ないから、買って来る肉もジンギスカン800gのみであった。
今日は、ジンギスカンの他に、息子の好きな牛タンや何とか(聞いたが忘れた)と云う珍しい牛の部位だとか、焼鳥まである。若い者が一人増えるだけで随分と違うものだ。それにプラスして生ホタテやトウモロコシまで付いて、デザートはこれまたお中元で頂いた夕張メロンであるから、何とも豪華な夕食になった。
息子がいつもお土産に持って来るのはお伊勢名物の「赤福」であるが、これは餅米も北海道産だと云うし、餡の原料は十勝産の小豆である。
お伊勢名物が余所の場所の特産品で出来ている。
十勝はお菓子作りに必要な原料である、小麦、小豆、大豆、砂糖、玉子、牛乳、バター、チーズなどの日本一の産出地なのだから・・・。
まぁ、お菓子の原料が全て揃う土地だからこそ、六花亭や柳月などの有名な菓子屋があるのだろうけど・・・。
「赤福」は日本一の売り上げを誇るお菓子なのであるから、十勝も何か上手い宣伝方法を考えれば、もっとスゴイ名物が作れるだろうになぁ〜。