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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-08-14-Friday 大道芸

昨晩は雨も降ることなく

勝毎の花火大会も無事に終了した。今日から3日間は「平原まつり」である。

この平原まつりの一部門として「北の大地de大道芸フェスティバル」を14年連続(実行委員会組織になってからは12年)して開催している。

しかし、このところの予算緊縮の波が、大道芸にも大影響を与えていて、3年連続で大道芸も予算が削られているのだ。

今年は、予算不足で、大道芸は開催が出来ないかもしれないね、と噂されていたが、苦しい台所を工夫して、何とかかんとか開催にまではもってきた。

しかし、このままの状況では来年の開催はかなり難しいところまで来ているのも事実である。

北の大地de大道芸フェスティバル実行委員会では、「今年の平原まつりのポスターには3日間運営している大道芸の写真が全く使われてないし、商店街からの予算も3分の1が削られてしまったから、招聘出来る芸人さんの数が少ないし・・・」と愚痴とも言える様な苦情のオンパレードであった。

それでも、このフェスティバルに出演してくれる大道芸人は皆が一流の芸人ばかりであるから、少ない組数でも、きっと観客を魅了してくれるだろうと期待していた。

案の定、今年参加してくれた芸人さん7組は皆が、持ち味が異なる一流のパフォーマー達でばかりなので、観客の輪が何重にも連なり、通行もままならない様な大盛況である。

どうやら、まつりを仕切っている方々と、観客の方々との間には、大道芸に対する認識にものすごいギャップがあるのではないだろうか?

大道芸の関係者である贔屓目を割り引いたとしても、平原まつりの演目で観客の支持を一番得ているのは大道芸ではないだろうかと感じる。

もしも、現状の平原まつりで、大道芸が抜けることにでもなったら、きっと、かなり寂しい平原まつりになってしまうのではないだろうかと懸念しているのだが・・・。

どうもこの危機感は共有されていないように見受けられて仕方がない。