昔は、パークゴルフ大会などを実施していたようであるが、高齢化により参加者が減ったので、ここ数年は、近くの飲食店で食事会をするだけになっている。
正月の新年会も、夏のリクリエーションも共に食事会だけになっているのが現状だ。
その食事会すらも、最近は参加者数が減っている。
正月の新年会は、40名ぐらいの参加者数であるのだが、今回の夏の方は20名の参加と、半分になってしまった。
私も以前は、町内会の行事に参加することがなかった。
父や母が出席していたからだが、父が亡くなり、母も最近は出歩くのが体力的にしんどくなってからはずっと欠席なのである。
私は副会長を仰せつかっているので、立場上出席してるが・・・。
以前は、自身が住んでいる町内会など、まったく気にしていなかった。お隣さんと挨拶する程度でしかなかったのだ。
副会長になってから、この種の会合にも参加するようになってきて、ようやくご近所さんの顔と名前が一致してきた。
元々、他人の顔と名前を覚えるのが大の苦手であるのだが、さすがに年に2回だけとは言いながらも、ここ数年間の出席で一致するようになってきたのである。
近所付き合いというのは、結構難しいもので、植木の高さや枯葉の問題、雑草の駆除、ゴミの始末など、意外と多くのことがある。
退職して自宅にずっと居る方と、現役で仕事に出ている人とでは、自宅周りの事に掛けられる時間も自ずから異なる。
そもそも掛ける時間の優先順位が異なるのだから、そこが難しい。
老人は、一旦気になってしまうと、ずっとその事が頭から離れないらしいし、仕事で忙しい若い人は、疎かになりがちだ。
町内会費も使うことがなくて余っているようであるから、むしろ、時間が有り余っている老人に、自分の家の前だけでなく、ご近所の清掃もお願いして、町内会費で支払うという方法はどうだろうか?
何か良い仕組みを考えて、老人のプライドを壊すことなく、生き甲斐を持って町内会の為に仕事をしてもらうようなことが必要に思う。
幸せに暮らすにはご近所との良好なコミュニケーションが大切であると思う。