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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-09-09-Wednesday ハワイ4

4日目のハワイ、7日月曜日甥の結婚式の日である。

甥の結婚式の集合時間は13:45にパークホテルロビーだから、時間はまだタップリとあるので、午前中にどこかに行きたいと云うが、私は今日の結婚式の披露宴の余興で見せることになっているマジックの練習を部屋でしたい。

午前中は何もないとは云っても、それでも、風呂に入ったり、着替えたりといった準備があるから、式の前にはあまり気忙しくはしたくないのだ。

「そんなに行きたかったら一人で行ったら?」と云うと「海外で女性を一人で外出させるなんて・・・」と云う。ホテル近くの動物園に行きたいと云うが、動物園なら、敷地内をかなり歩くことになるだろうから、朝の散歩がてらに水族館ならと承諾した。準備をして外に出ようとしたら、雨が降って来たので結局止めた。

私は部屋に戻ったが、妻は一人でホテル近くでのお土産買いに出たのであった。

早目にホテルを出て、集合場所のパークホテル近くで昼食を取ろうと云うことになった。無料のバスだと時間が読めなくなるからタクシーで移動する。

このパークホテルは18年前に泊ったホテルであるが、周りに建物がたくさん建っていて雰囲気がまるで変わっていたので驚いた。

パークホテルの目の前には、姉妹ホテルであるハレクラニと云う高級ホテルがある。そこでランチを食べたいと云う。

さすがにハレクラニは、由緒ある高級ホテルである。スタッフの対応が並みのホテルとはチョット違って優雅で気品がある。

日本のホテルに例えてみたら、ピンク色の高級ホテルのロイヤルハワイアンが名称から云えば帝国ホテルという感じなら、ハレクラニはホテルオークラという感じかな。

宿泊料金もかなり高いはずだが、泊っている客に若い日本人が多かったので驚いた。

料理は、私が注文した牛ほほ肉のステーキは柔らかくて美味しかったが、妻が注文したロブスターのサンドウィッチは塩味がかなり濃かった。

それでも、雰囲気に十分満足して集合場所のパークホテルに向かう。

パークホテルには、姉、妹と新婦のご両親、弟夫妻らが泊っている。ロビーで姉から、新婦のご両親と弟夫妻を紹介してもらう。どちらも初対面である。姉から拙著「人間万事塞翁が馬」を貰ったので読んでいるとのこと、こちらの人間性が既に知られてしまっているような感じがした。

新婦のご両親は九州人であるという。坂本家は九州人と縁があるようで、伯父の嫁(伯母)もその長男である従兄弟の嫁も九州人である。

ハワイの結婚式は服装がラフなのがとてもよろしい、正装していると、どうしても堅っ苦しい雰囲気になってしまいがちだが、新婦の父親もアロハシャツであるから、何となく最初から打ち解けた雰囲気に成り易いようだ。

集合場所に、新郎の学生時代からの友人夫婦が2組4人+1人(子ども)と、新婦の学生時代から友人で同じ職業の女性2人が、サプライズで参加してくれた。

直前まで結婚式への参加を秘密にしていたのだという。

ハワイでの結婚式となると、そうそう簡単には出席できるものではないであろうから、新郎新婦にとっては、嬉しいサプライズだったことだろう。

聞けば、6人全員が海外で活躍していて、今回もそれぞれの赴任地からの参加だというからインターナショナルな友人達であることよ。

パークホテルからバスでもう一ヶ所の集合場所のホテルに向かう。そこには新婦の従兄弟等が待っていた。この従兄弟たちも皆インターナショナルに活躍している方々ばかりである。

結婚式が行なわれたのは、セントアンドリュース教会と云うハワイでは一番由緒ある教会で、参加人数は新郎側が友人を含めて8人、新婦側が友人を含めて10人のこじんまりとしたものであるが、少人数の式というのもなかなか良いものである。

ただ、今年のハワイは異常に湿気が多いとのことで、この日の雨はバスで教会に移動中にパラついた程度であった、到着後は晴れ時々曇りという天気であったのだが、蒸し暑くて、蒸し暑くてヒドかった。教会にはクーラーが無い。汗かきの私は、アロハシャツの肩から背中に掛けて汗で色が変わったくらいであった。正装している新郎新婦はかなり暑かったのではなかろうか?

教会の結婚式と云えば、新婦の父親が新婦の手を引いてバージンロードを歩き、途中で待っている新郎に新婦を引き渡すのが定番であるが、新婦の父親はかなり緊張していたようであった。リハーサルの時の様には上手くいかなくて、出席者の笑いを誘ったが、逆に和やかな雰囲気になったので結果はオーライであった。

私もいつかは、この役目をすることになるのだろうか?私なら緊張はしないであろうが、何だかなぁ〜・・・・。

この結婚式を取り仕切っている会社は、ビデオや写真を随分とたくさんに撮影していた。あれだけ写せばきっと素晴らしいベストショットがあるだろうから、良い思い出のアルバムになるのではないだろうか。

式が終わると、友人の6人は披露宴には参加しないという。わざわざ結婚式だけのために遠いハワイにまで来てくれたというのだから、こんな嬉しい話はない。新郎も新婦も実に仲の良い友人を持ったものであると感心した。

親類だけがバスに乗って披露宴の会場に向かう。このブライダルを仕切っている会社が、海岸沿いにある一軒家を借り切って披露宴会場にしていると云う。

一流シェフが来て料理を造り、ハワイアンの歌と踊りのアトラクションもある。ここでも、ビデオや写真をたくさん撮影してくれていた。

美味しい食事が終わったところで、私のマジックを披露した。演じたのは道具が少なくて済むカードマジックとペーパーナプキンを使ったマジックである。屋外の海岸沿いということもあって風が吹いており、カードもナプキンも飛んでしまうので少々やりづらかったが、まぁ、なんとか無事に演じ終えたのであった。

家の中に入り、大きなテレビのある部屋に移動、ここでは新婦の弟夫婦が新郎新婦の写真を編集したDVDを映す。これまた素晴らしい出来であった。

演出もハワイらしく気さくな雰囲気でとても素晴らしい披露宴が終わって、集合場所のホテルにバスで再度送ってくれる。新郎の母である姉と私達夫婦と妹、新婦のご両親の6人でハレクラニホテルのバーで祝杯をあげることになった。ハワイアンソングの生バンドが唄う中で、いろいろな話をして打ち解けることができた。新しい親類ができたことになる。こうして、また段々と親類が増えていくのだろうなぁ〜。

次は順番からして、そろそろ我が家の番になるのかな?