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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-09-11-Friday 自然災害

台風18号の影響で

関東・東北で「経験したことのないような豪雨」が続き、栃木県や茨城県では河川の氾濫が起こった。

特に茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊して大規模な水害が発生した。

ニュースの画面を見たら、これが川の氾濫なのかとビックリした。まるで東日本大震災時の津波のように家が流されていく。

改めて水の怖さを感じた。

このところ「経験したことのないような激しい雨」という表現を何度も耳にしている。「50年に一度の大雨」という表現も何度も聞いた。

しかし、ここ最近の日本では、この「何十年に一度云々」と云う表現を使った自然災害が頻発しているから、この表現は現実味が薄れている。

ハワイのテレビ番組にはジャパンチャンネル(だったかな?)と云う番組があって、主にNHKの番組を再放送していたが、その中に、タモリがMCを務めていた自然災害の番組があった(番組名は不明)、ハワイではかなり遅い時間帯に放送していたので、ホテルの部屋でベッドに入りながら、ウツラウツラしながら見ていたので、内容はあまりハッキリ覚えていないが、東京にこの50年に一度というような大雨が降った時のシミュレーションCGが映っていたことを思い出した。

今回のテレビの実際のニュース画面とこのシミュレーションCGの画面があまりに酷似していたので驚いたのだ。

東京では、江戸川区・葛飾区・足立区の3区のほとんどが、いわゆる0メートル地帯と云う川面より低い土地にある。

堤防が決壊したら、この3区はそのほとんどが水没してしまうというのだ。

こう云う災害で家が流された人というのは、損害保険が適用されるのだろうか?

以前のこのブログにも書いたことだが、山の麓だとか、崖の近くだとか、川の近くだとか etc. 日本人はそういった危険性のある場所に家を建てることにもっと慎重になるべきだろう。

土地の値段の安さだけで決めると、後々もっとお金が掛かることになることがあるだろうから、土地の形状や過去の災害状況などを調べる必要があろう。

特に、これからはいわゆる地球温暖化によって自然災害がもっと甚大になる可能性が高くなるであろうから・・・。

長女が宮城県仙台市で、この豪雨による浸水被害にあった。川の堤防のすぐそばのアパートに暮らしているのだが、この川の堤防を越えて水が溢れ出し、アパートの1階部分が水に浸かってしまったという。

娘の部屋は3階であったから、直接の被害には会わなかったというが、一時このアパートが孤立したというし、泥水の処理で大変なのだと云う。

私も小学4年生の時に、帯広川が氾濫し、帯広小学校の北グランドまで水浸しになった経験があるが、あの当時は、ほとんどの家がいわゆるボッチャントイレと云われる汲み取り式であったから、その糞尿が全部溢れだし、数日間臭くて臭くてしかたがなかったのを思い出した。

現代だから、さすがにくみ取り式のトイレは少ないであろうから、糞尿が溢れ出るということはないであろうが・・・。

まだまだ日本には、こういった危険な箇所があっても、既に人が沢山住んでいて手がつけられない場所が多いのだろうなぁ〜。

行政の早目の対応を望みたいものである。