考えていた。
ワイキキ水族館に行く行かないと言った時に「ムムッ、水族館!?」「Aquarium(アクアリューム)」これ良いじゃない!と思ったのだ。
「水族館」→「魔族館」と「Magic」→「Magicarium(マジカリューム)」と云うのは面白いと閃いたのだ。
両方とも私が思い付いた造語だと思っていたのだが、日本に着いてから、インターネットで検索してみたら、どちらの名称も既に使用されていた。ファンタジー小説の中で、この名称が使われていたのだ。だから、小説の中の話であって実際に存在するわけではなさそうだが・・・、どうも人間、考える事は同じらしい。
以前に使おうと考えていた「魔術館」というのは、マジックを趣味とする作家の泡坂妻夫(本名:厚川昌男)さんに「魔術館の一夜」と云う題名の著作があることは、このブログにも書いた。
しかし、これは本の話で実際にこう云う名称の「館」を泡坂さんが作った訳ではないから想像上の話だと思っていた。これな使えるかなぁ〜と考えていたのだが・・・。
11年前の2004年7月に、小樽市築港地区のウィングベイ小樽にMr.マリックが監修した「小樽超魔術館」と云う施設があったことが分かったのである。
面積は1300㎡で約2億円の費用を掛けて造り、入場料は1500円であったと云う。残念ながらこの施設は2006年1月末に閉館しているが、開館していた期間がたったの1年半程度というのはいかなる理由からであろうか。
一世を風靡したマリックさんの施設でさえ、1年半程度しかもたなかったということは、それだけ、マジック関係の施設の運営は難しいと云うことだろう。
名称に関しては再考する必要があるようである。
留守間に届いていた郵便物の中に、「総務部総務課 山口六平太」で有名な漫画家の高井研一郎さんからのモノがあった。
中を開けてみたらサイン色紙と日本手拭いとトランプ(山口六平太)が入っていた。
高井さんは大のマジックファンとしても有名な方である。師匠の故ジミー忍師と親交があり、師が経営していたマジックバー「魔法の小箱」の常連さんでもあったと云う。
ハワイに行く前に、私が「ジミー師の遺言で仮称:マジック博物館を準備中です。そこに高井さんのサイン色紙を飾りたいのでご寄贈願えないですか?」との厚かましい手紙と博物館の資料を送ったのだが、きちんと対応して下さったのだ。
色紙には「為 坂本和昭さんへ」の文字と六平太がカップ&ボールを演じている漫画が描かれている。実に嬉しい!実にありがたい!
展示品がドンドンと充実していくので日々楽しい思いをしている。
さぁ、次はそろそろ正式名称を考えなければ・・・。