以前のブログにも書いたが、マジックの道具類の展示作業を毎日1時間程度ずつやっているが、飾るショーケースが不足してきたので、ハイケースの製作を新たに注文しておいたのが今日届いた。
これで、同じハイケースが4本になった。
飾るモノは増えこそすれ減ることはないから、スペースに余裕さえあれば何本でもショーケースを置きたいところだが、見学通路も取らなけりゃならないからおのずから置けるスペースも限られてくるので、それも難しい。
かと言って「博物館」を名乗る以上は、多くのモノを飾りたくもなるのが人情ってもんである。
以前のブログにも書いたことだが、収蔵品リスト製作にはまだ何の目処も立っていないままである。
先日のブログに書いたが、Mr.マリックが監修したという「小樽超魔術館」の失敗が気に掛かるようになってきた。
鳴り物入りで2億円もの経費を掛けてスタートした施設が、たったの1年半で閉館するに至ったのは何故なのか。
私が現在造っている「仮称:マジック博物館」に掛けている費用はウン十分の1の費用でしかない。
逆に2億円も経費を掛けたから失敗したのか?
小樽築港という辺鄙な場所だから失敗したのか?
正式オープンさせる前にその原因を探っておきたいのである。
最初から「仮称:マジック博物館」には巨額のお金は掛けられないし、掛けるつもりもない。
8年前の2007年3月の「マジック図書館」の開設から、コツコツと一人で作業を続けてきたから人件費はゼロだし、ショーケースなどもなるべく廃物利用をして経費の節減に努めてきた。
去年から足りないショーケースなどを製作はしてきたが、造作は大工さんが手弁当で手伝ってくれているからかなり安く出来ていると思う。
経費が掛かる分を時間でカバーしてきたのだが、そういつまでも開館を先延ばしにしているわけにもいかなくなってきた。
マコママが「私が生きている内に完成させて欲しい」と云うからである。まだ若いのになぁ〜。
3人の子どもが全員職業を持って稼ぐようになってきたから、ようやく子どもには経費が掛からなくなってきたと云うタイミングも重なった。
やはり、いろいろな条件が重なって来年7月中旬オープンというのは、あらかじめ予定されていたのかもしれないが・・・。
ひとつの事業に目処が立ち、それに合わせて準備して、少しずつ形が見え始めてくると、事業がドンドンと前倒しになってくるのはご愛敬か?
12月3日のプレオープンまでにやらなきゃならない作業が増えてきた。このペースでいくなら作業時間を毎日2時間に増やさなければならないかもしれない・・・。